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水のコラム

賃貸物件で水漏れが発生した際の対応方法は?状況別に解説

2026年07月31日 2026年08月18日 水漏れトラブル

賃貸物件で水漏れが発生した場合は、まず被害の拡大を防ぐ応急処置を行い、管理会社または大家へ速やかに連絡します。水漏れの原因によっては、修理費や原状回復費の負担者が変わるため、自己判断で修理を進めるとトラブルにつながりかねません

設備の老朽化による水漏れなのか、入居者の故意・過失による水漏れなのか、階上や共用部分からの水漏れなのかを確認することが肝心です。

この記事では、賃貸物件で水漏れが発生した際の対応方法や状況別の費用負担、修理費用の目安、被害を防ぐポイントについて紹介します。

賃貸物件で水漏れを引き起こした場合の対応

賃貸物件で水漏れを引き起こした場合は、止水、連絡、記録、保険確認の順で対応します。民法では、賃貸人が賃貸物の使用に必要な修繕を行う義務を負う一方、賃借人側の責めに帰すべき事由で修繕が必要になった場合は例外があると案内されています。

そのため、まずは被害を広げない対応を行い、管理会社や大家の指示を受けるようにしてください。

【出典】国土交通省「住宅の賃貸借契約に関連する民法改正の概要」

応急処置で被害の拡大を防ぐ

水漏れを見つけたら、最初に水の使用を止めます。蛇口や給水管から水が出ている場合は、該当箇所の止水栓を閉めましょう。

なお、床に広がった水は、乾いたタオルや吸水シートで拭き取ります。安全に操作できる場合だけブレーカーを切り、感電や漏電を防いでください。また、天井から水が落ちている場合は、バケツで受け、家具や家電を濡れない場所へ移動させると被害を抑えやすくなります。

関連記事:トイレの水漏れを放置することのリスクとは?応急処置方法などとあわせて解説

管理会社または大家へ連絡する

応急処置を行ったら、管理会社または大家へ連絡します。連絡時には、水漏れが起きた場所や発見した時刻、止水できているか、床や階下への影響があるかを伝えてください。また、夜間や休日の場合は、契約書や入居時の案内に記載された緊急連絡先を確認します。

自己判断で大がかりな修理を依頼すると、費用負担の確認が難しくなる場合があるため注意が必要です。

水道修理業者に相談する

管理会社や大家から、自身で手配するよう指示を受けた場合は、水道修理業者へ相談しましょう。止水しても水が止まらない、排水口から水が逆流する、トイレや洗濯機周りから水があふれる場合は、早めの対応が必要です。

水道修理業者へ連絡する際は、賃貸物件であること、管理会社へ連絡済みかどうか、水漏れ箇所や止水状況を伝えてください。作業前にはお見積もりを確認し、管理会社や大家から了承を得る必要があるかも確認します。

水漏れの被害状況を記録する

写真や動画には、水が出ている箇所や濡れた床・壁、家具や家電の被害、応急処置後の状態を残しましょう。

あわせて、水漏れが発生した時刻や発見したきっかけ、止水した時刻、連絡した相手と内容もメモしておくと、管理会社や保険会社へ説明しやすくなります。また、被害を受けた家財はすぐに処分せず、写真を撮ってから管理会社や保険会社へ確認します。処分後では被害状況を証明しにくくなる場合があるため、記録を残してから対応することが肝心です。

火災保険の補償内容を確認する

賃貸物件で水漏れが発生した場合は、加入している火災保険や家財保険の補償内容を確認します。水濡れ被害を受けた自身の家財や、大家・階下住民への損害賠償では、確認すべき補償が異なります。

補償対象や免責金額、連絡期限は契約によって変わるため、保険証券や契約者向けページを確認し、必要に応じて保険会社へ相談しましょう。

賃貸物件の水漏れ修理の費用を負担するのは?

賃貸物件の水漏れ修理の費用負担は、原因によって変わります。設備の老朽化であれば大家側、入居者の故意・過失であれば入居者側が負担するケースが一般的です

国土交通省の原状回復ガイドラインでは、賃借人の故意・過失や善管注意義務違反、通常の使用を超える損耗・毀損を復旧する費用は賃借人負担とされ、経年変化や通常損耗の修繕費は賃料に含まれる考え方が示されています。

【出典】国土交通省「「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について」

設備の老朽化による水漏れ

給水管や排水管、蛇口、トイレタンクなどの設備が経年劣化し、水漏れが発生した場合は、大家側の負担になるケースが多くあります。入居者が通常どおり使用していたにもかかわらず起きた不具合は、建物設備の修繕として扱われるためです。

ただし、入居者が水漏れに気づいていたのに放置し、被害が拡大した場合は、拡大した損害について入居者側の責任が問われる可能性があります。少量の水漏れでも、発見した時点で管理会社へ連絡してください。

入居者の故意・過失による水漏れ

入居者の故意・過失によって水漏れが発生した場合は、入居者が修理費や被害補償を負担する可能性があります。

たとえば、洗濯機の給水ホースを正しく取り付けていなかった、排水口へ異物を流した、蛇口を閉め忘れたといったケースです。このような場合は、大家の設備修理だけでなく、階下の住戸や共用部分へ被害が広がることもあります。個人賠償責任保険や借家人賠償責任保険の対象になる可能性があるため、契約内容を確認してください。

複数の過失が関係する水漏れ

水漏れの原因が一つに限られない場合もあります。たとえば、古い給水ホースが劣化していたうえに、入居者が点検や交換を怠っていた場合などです。

複数の原因が関係するケースでは、大家と入居者のどちらがどの範囲を負担するかを整理する必要があります。写真や管理会社への連絡履歴、水道修理業者の点検内容、保険会社の回答を残しておくと、費用負担の確認が進めやすくなるでしょう。

賃貸物件の水漏れ修理にかかる費用の目安

ひろしま水道職人では、水漏れやつまりに関する作業料金の目安として、以下のように記載しています。(令和8年6月時点)

  • トイレ水漏れのパッキン交換など:作業料金2,200円~
  • トイレ水漏れのボールタップ交換など:作業料金22,000円~
  • キッチンつまりの薬品洗浄など:作業料金5,500円~
  • キッチンつまりのドレンクリーナーなど:作業料金26,400円~
  • お風呂水漏れのパッキン交換など:作業料金2,200円~
  • お風呂つまりの高圧洗浄など:作業料金38,500円~
  • 出張料金:3,300円/出張1回

なお、材料代や部品代、設備交換費が別途必要になると考えておきましょう。修理箇所の状況や設備環境によって費用が変動し、実際の金額は現地確認後のお見積もりで確定します。

詳しい料金体系は、料金一覧ページをご確認ください。

賃貸物件でほかの部屋の水漏れの被害を受けた場合の対応

自身の部屋で水を使用していないのに天井や壁から水が落ちてくる場合は、上階や共用配管からの水漏れが考えられます。被害を受けた側であっても、応急対応と記録は必要になります。

管理会社または大家へ連絡する

他の部屋から水漏れが疑われる場合は、入居者へ直接連絡せず、管理会社または大家を通して確認してもらうと、トラブルを避けやすくなります

なお、天井から水が落ちている場合は、バケツで受け、家具を移動してください。ただし、家電に水がかかっている場合は、触れると感電・故障する可能性があるため、無理に触れないようにしましょう。

火災保険の補償内容を確認する

水漏れで自身の家財が濡れた場合は、自身が加入している火災保険や家財保険の水濡れ補償を確認しましょう。水漏れによる階下住民への損害は、個人賠償責任保険の対象になる場合があります。

保険会社へ連絡する際は、事故日時、被害箇所、管理会社への連絡状況、写真や記録を伝えます。ただし、契約内容によって補償の範囲が異なるため、自己判断で処分や修理を進めないようにしてください。

水漏れの発生箇所と被害状況を確認する

被害を受けた場合でも、可能な範囲で発生箇所と被害状況を確認します。水が天井から落ちているのか、壁を伝っているのか、床下から染み出しているのかを記録してください。

しかし、水が止まったあとも、水分が残っている場合があります。表面が乾いて見えても、カビや建材の傷みにつながる可能性があるため、管理会社へ点検を依頼しましょう。

また、感電のおそれがある場所や、天井材が膨らんでいる場所には近づかないでください。

賃貸物件の水漏れ被害により部屋に住めなくなった場合は?

水漏れ被害が大きく、部屋に住めない状態になった場合は、管理会社または大家へ住まいの確保について相談しましょう。床や壁の大規模な復旧、電気設備の安全確認、カビ除去が必要な場合は、一時的な退去が必要になることもあります。

同じ物件内で部屋を移動する

同じ物件内に空室がある場合は、一時的に別の部屋へ移動できるかを管理会社へ確認します。引っ越し費用や家賃の差額、原状回復の範囲などは、契約内容や被害原因によって扱いが異なります。

そのため、移動前に被害状況や家財の状態を管理会社立ち会いのもとで確認できると、後日の認識違いを防ぎやすくなるでしょう。

別の物件に引っ越す

同じ物件内で移動できない場合や、復旧まで長期間かかる場合は、別の物件への引っ越しを検討することもあります。

退去の扱いや違約金、敷金の精算、引っ越し費用の負担について、管理会社や大家へ確認しましょう。また、水漏れ被害により住み続けることが難しい場合でも、自己判断で退去を決める前に、契約書と保険内容を確認してみてください。

原因別に見る賃貸物件の水漏れを防ぐポイント

賃貸物件の水漏れは、日頃の点検や掃除によって予防できる場合があります。入居者が管理すべき範囲と、大家へ相談すべき範囲を分けて考えることが肝心です

排水口のつまり

キッチン・浴室・洗面所の排水口には、髪の毛や皮脂汚れ、石鹸カス、食べカス、油汚れなどが流れ込みます。排水口のつまりを放置すると、水が逆流し、床へあふれる原因になります。

そのため、ごみ受けやヘアキャッチャーはこまめに掃除し、油や固形物を排水口へ流さないようにしましょう。さらに、排水管の奥でつまっている場合は、自身で高圧洗浄機を使用しないでください。水道修理業者による点検や高圧洗浄が必要になる場合があります。

洗濯機のホースの不具合

洗濯機の給水ホースや排水ホースは、外れや劣化によって水漏れを引き起こすことがあります。洗濯機を設置したあとも、接続部が緩んでいないか、ホースにひびや折れがないか定期的に確認してみてください。

なお、洗濯後は蛇口を閉める習慣をつけると、留守中の給水側の水漏れリスクを抑えやすくなります。もし、洗濯機置き場の排水口の掃除や点検が難しい場合は、無理に本体を動かさず、管理会社へ相談しましょう。

関連記事:賃貸の洗濯機の排水口や蛇口から水漏れする時の修理・交換料金は?

エアコンの排水ホースの不具合

エアコンの排水ホースにごみや虫が入ると、結露水が外へ流れず、室内機から水漏れする場合があります。

夏場の冷房使用時に室内機周りが濡れる場合は、排水ホースのつまりや折れを確認してみてください。ベランダや屋外にある排水ホースの先端がつぶれている、土や落ち葉で塞がれている場合は、見える範囲でごみを除去します。ただし、室内機の分解や高所作業は避けましょう。

賃貸物件の水漏れならひろしま水道職人にお任せ

賃貸物件で水漏れが発生した場合は、まず止水や水分の拭き取りを行い、管理会社または大家へ連絡します。原因が設備の老朽化なのか、入居者の故意・過失なのかによって費用負担が変わるため、勝手に修理を進めないことが肝心です。

ひろしま水道職人では、広島県内でキッチンや浴室、トイレ、洗面所、洗濯機周りなどの水漏れやつまりの対応が可能です。365日24時間、お問い合わせを受け付けております。現地で状態を確認したあと、作業内容とお見積もりを提示し、ご了承を得てから作業へ進みます。

管理会社から自身で水道修理業者へ相談するよう案内された場合や、止水しても水漏れが止まらない場合は、当社へご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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