水のコラム
ガス給湯器からの水漏れは、こう対処しよう!
給湯器からポタポタと水が垂れていると、「故障!?」と慌ててしまいますよね。
しかし、給湯器の水漏れは故障じゃない場合もあるのです。
今回は、給湯器から水が漏れる原因や、対処方法についてご説明します。
給湯器からの水漏れ?まずはこれだけはしておこう!
給湯器から水が垂れていると、え?水漏れ?と焦ってしまいますよね。
しかし、さらに被害を大きくしてしまわないよう、慌てずにこれだけはやっておきましょう。
・給湯器の電源を落とす。
給湯器のコンセントを抜いて、給湯器の電源を落とします。
・どこから水が漏れているのかを確認する。
水滴をたどるなどして、水が漏れている場所を確認します。
漏れている水の量がどれくらいなのかも合わせて確認しましょう。
・水抜き栓からの水漏れの場合、お湯を出して様子をみる。
水抜き栓から水が垂れている場合は、一度お湯を出してみて、正常にお湯が出るかどうかを確認しましょう。
・配管や給湯器本体から水漏れしている場合、給水元栓を閉めておく。
配管接続部や給湯器本体からの水漏れの場合は、給湯器のコンセントを抜いたまま、給水元栓も閉めましょう。
とりあえずここまで行えば、不完全燃焼などの大事故を防ぐことができます。
給湯器の水漏れ、原因は1つではありません
給湯器の水漏れの原因は複数あり、原因によっては、対応しなくてもいいケースもあります。
ここでは急いで対処しなければいけないケースと、放置しても問題ないケースに分けてご紹介します。
<急いで対応するべきケース>
前述に該当する、配管接続部や給湯器本体から水漏れしている場合です。
・経年劣化
給湯器は事故が起こったときの影響の大きさなどから、耐久年数は6年、使用期間は10年と定められています。
もちろん10年を過ぎたからといって、すぐに故障するということはありませんが、使用開始が7年を過ぎたあたりから、パッキンなど内部の部品劣化により本体や配管から水漏れを起こす場合があります。
この場合はパッキンだけを替えても、また他の部分が故障する可能性があるので、交換を視野に入れたほうがいいでしょう。
・凍結
給湯器の配管が凍結により破裂することがあります。
気温が0℃を下回った日に起こった水漏れは、配管の凍結を疑いましょう。
配管が破裂してしまった場合、対処方法は交換しかありません。
凍結対策をすることによって、配管の凍結は事前に防ぐことができますので、ニュースなどで気温が下がりそうだとわかったら、配管に保温材を巻くなどの処置をしておきましょう。
・施工不良
給湯器を設置したばかりなのに、本体や配管から水漏れが起こった場合は、給湯器に配管を取り付ける際の不具合が考えられます。
即取り付け工事を行った業者や給湯器メーカーに連絡しましょう。
無償で修理してもらえます。
<放置しても問題ないケース>
前述に該当する水抜き栓からの水漏れの場合です。
水漏れ箇所が水抜栓からの場合は、対応不要の場合がほとんどです。
ただし、水抜きから出る水の量や頻度が多い場合は、点検を依頼したほうがいいでしょう。
・凍結を予防する
真冬に気温が下がった際、凍結による内部の配管の破損を防ぐため、給湯器には自動的に水を抜く機能があります。
このため、水抜きから水がポタポタと漏れている場合があります。
このケースでは、水が給湯器内部からなくなれば水は止まります。
ただし、給湯器に接続されている配管には水を抜く機能はついていないので、凍結対策を行う必要があります。
・減圧のため
給湯器には旅行や出張などでガス給湯器を長期間使用しない場合、給湯器内部を減圧するために、水抜き栓から水を出します。
こちらも水がなくなれば止まります。
旅行などで事前に長期間使用しないことがわかっているなら、自分で給湯器内の水を抜いておいてもいいでしょう。
水漏れを放置した場合、起こる可能性のある事故
最後に、もし給湯器の水漏れを放置しているとどんなことが起こるのかについて説明しておきます。
・一酸化炭素中毒
給湯器内部の水漏れを放置したまま、その水がバーナーにかかり続けていると、内部で不完全燃焼が起こり、その結果一酸化炭素が発生します。
恐ろしいのは、一酸化炭素は無臭なので、発生しても気づきにくいことです。
気づいたときには手遅れで、実際給湯器の不完全燃焼による一酸化炭素中毒で人が亡くなるという事故が発生しています。
・ショートや漏電
給湯器は電源を使用しているため、水が電気系統に入るとショートや漏電を起こす可能性があります。
つまり、感電や火事の危険性があるということです。
・マンション・アパートでの階下への漏水
マンションやアパートなどに住んでいる場合、水漏れをそのままにしていると、漏れ出す量がいつの間にか増えてしまい、下の階や隣家のベランダにまで水が流れてしまうことがあります。
古い給湯器は、ガス代も高額に?
今回は、給湯器の水漏れの箇所とその原因や対処法についてご紹介しました。
使用期間が10年を過ぎた給湯器は、故障しやすく、熱効率も悪化しているので、年々ガス代も高くなる傾向があります。
対応すべき水漏れの場合は、給湯器の交換も視野に入れましょう。
「ひろしま水道職人」では、給湯器のトラブルを始め、広島市、佐伯区、安芸区、東広島市、尾道市など、広島県全域で様々な案件に迅速に対応しています。
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