水のコラム
風呂釜を交換するべきタイミングはいつ頃?注意点もチェック!
お風呂を沸かすのに必要な風呂釜ですが、ずっと使い続けても問題はないのでしょうか。20年使っている方もいれば、8年目で故障して交換したという方もいるでしょう。
故障すればお風呂を沸かすことができないので、交換するのは当たり前ですが、風呂釜を交換するベストなタイミングはいつなのでしょう。今回は風呂釜を交換するべきタイミングと交換する際の注意点をお伝えします。
風呂釜を交換するべきタイミング
風呂釜を交換するベストなタイミングについて、詳しくお伝えします。故障してからでは遅いので、ここでご紹介するケースが見られたら、風呂釜を交換するサインだと知っておいてくださいね。
風呂釜から異臭がする
ガスのニオイや、通常とは異なるニオイが風呂釜からしてきた場合は、ガスが不完全燃焼している可能性があります。また、部品が破損して熱によって、溶けているのかもしれません。
もし不完全燃焼なら一酸化炭素中毒のリスクも高くなり、命の危険性も出てきます。すぐに専門の業者に点検してもらいましょう。
お湯が沸かせない
風呂釜には着火するものの、熱いお湯が出ないのでお風呂がぬるいまま。そんな時は、風呂釜内の水の循環が上手くいっていない可能性が高いです。また、ガスの調整が効かなくなっている可能性もあります。
着火時に大きな音がするようになった
風呂釜に着火した時に、ガスに火が付く音がします。通常なら「ボッ」程度ですが、「ボンッ」と通常より大きな音になっていたら要注意です。
着火のタイミングがズレていて、ガスが溜まってから火がついている可能性があります。着火不良となるので、早めの点検をおすすめします。
種火がつかない
風呂釜ではいつでもお湯の温度を上げられるように、種火がスタンバイしています。その種火が消えている場合は要注意です。ガスの噴出口が詰まっている可能性がありますし、ガスの量が調整できなくなっているかもしれません。
最も危険なのは、火が消えてガスが出っぱなしの状態になることです。爆発のリスクも考えられるので、すぐに点検してもらいましょう。
風呂釜を交換するまでの流れ
風呂釜を交換するとして、気になるのが風呂釜の交換手順です。風呂釜の交換は簡単にできるものなのでしょうか。ここでは、風呂釜の交換の流れについてお伝えします。
その1:施工業者を決める
風呂釜はガスを使用するので、ガス業者に交換を依頼することとなります。基本的には、症状が出た時に点検してもらった業者に、依頼することとなるでしょう。
とにかく安くしたい場合は、他の業者と相見積もりを取って、最も安い業者を選ぶこととなります。
その2:風呂釜の種類を決める
次に、風呂釜の種類を決めなければなりません。風呂釜には種類があり、交換の際にその種類を変更することも可能です。
たとえば、これまで浴槽のすぐ横に設置してあった「BF式・バランス式風呂釜」から、屋外設置タイプの「RF式(自然給排気、壁掛型・据置型)」に変更することもできます。この場合だと、浴室が約30cm広くなるので、大きな浴槽に交換することも可能になります。
その3:詳細見積もり
風呂釜のタイプが決まったら、最終の詳細見積もりを業者に出してもらいましょう。この時、同じ風呂釜を取り付ける場合と、変更する場合の2種類を作成してもらい、予算に応じて最終決定するようにするのがおすすめです。
その4:風呂釜交換工事の決定
風呂釜のタイプが決まれば、工事内容は決定となります。あとは納品日と工事日を調整しましょう。
その5:風呂釜の交換工事
風呂釜の交換工事は、同じタイプの風呂釜に交換する場合、当日に工事は完了します。風呂釜のタイプを変えて、浴槽も交換するとなれば2~3日かかるでしょう。工事内容は、おおむね次のようになります。
1:古い風呂釜の取り外し
2:新しい風呂釜の取り付け
3:給水管の接続
4:ガス管の接続
5:ガス漏れチェック
6:試運転
7:取り扱いの説明
その6:代金の支払い
ほとんどの場合、見積の時点で工事代金の支払い方法を決めておきます。現金一括、クレジットカード払い、分割払いなど、好みの方法で支払います。
風呂釜を交換する際に注意するべきポイント
ここでは風呂釜を交換する際に、注意すべきポイントをお伝えします。いくつかありますが、最も注意しないとならないのはセルフ工事です。
DIYによるセルフ工事は絶対にNG!
最近では風呂釜本体や、工事に必要な部品や工具などを、インターネットで購入することができるようになりました。しかし、DIYに自信があるからと、風呂釜など一式を購入してセルフで工事するのは絶対にやめましょう。
ガス工事は有資格者が行わないと、法律違反となり罰せられる可能性もあります。何より、ガス漏れして風呂場で一酸化炭素中毒に陥る可能性もあります。命の危険があるので、セルフ工事は行ってはいけません。
賃貸物件のお風呂は勝手に工事できない
賃貸物件で、風呂釜を交換してお風呂を広くする工事もしてはいけません。賃貸物件では、風呂釜はオーナーの所有物です。しかも、退去時には現状復帰を求められるので、「入居時よりグレードをアップさせたのだからいいじゃないか」といった言い分は通りません。
風呂釜に不具合があるなら、勝手に交換しないでオーナーか管理会社に相談しましょう。
まとめ
風呂釜は、お風呂を沸かすのに必要ですが、ガスを扱っているので不具合があるならすぐに点検して修理しないと危険な場合もあります。
今回解説した風呂釜を交換するタイミングを参考にしていただき、大きなトラブルに発展する前に風呂釜を新しくしておきましょう。
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