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水のコラム

お風呂場の悪臭と解消法

2021年06月29日お風呂のトラブル

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1 お風呂場の悪臭の原因とは？

2 お風呂場の悪臭解消法

3 水まわりのトラブル・お悩みはひろしま水道職人へ

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お風呂場の悪臭の原因とは？

時々お風呂から悪臭がすることはありませんか？毎日利用するお風呂は湿度が高く密閉性があり、臭いの元であるカビや汚れが溜まりやすい場所です。臭いの原因は一つではないので、お風呂場の悪臭の原因となる元を探ってみましょう。

・床や壁に溜まる皮脂や石鹸カス
お風呂場からこもった悪臭がするなら、床や壁にこびり付いた皮脂や石鹸カスが原因かもしれません。石鹸やボディーソープで身体を洗うと、泡の中に皮脂や垢、汗が混ざります。それらを洗い流した際に、床や壁に飛び散った汚れが時間経過とともに酸化して悪臭を放つようになってしまいます。

・換気扇に生えるカビ
お風呂場がカビ臭いと感じたら、換気扇にカビが生えているかもしれません。換気扇はお風呂場の空気を常に入れ替えているので、湿気が溜まりやすく長い間放置しているとカビが生えてしまいます。とくにマンションやアパートは窓がなく換気扇のサイズも小さいので注意しましょう。

・追い炊き配管の汚れ
下水や硫黄のような悪臭がする場合は、追い炊き配管の内部の汚れが原因かもしれません。追い炊き配管は浴槽と給湯器をつないでいる場所で、追い炊きすることで浴槽のお湯を取り入れ、温めてから再度送り出しているため、浴槽内のお湯が汚れていると追い炊き配管の中に入り込むことになります。この汚れを掃除しないで放置すると悪臭を放つようになってしまいます。

・排水口のぬめりや汚れ
排水口周辺で下水や硫黄のような悪臭がしたら、ヘアキャッチャーや排水トラップのぬめり汚れが原因の可能性が高いです。石鹸やシャンプー・リンス、洗い流された泡に混じった皮脂や垢、髪の毛などさまざまなものが排水口に流れ着きます。人間の身体から出るものはタンパク質が主な成分となっているため、時間の経過とともに腐敗してぬめりを発生させてしまいます。

お風呂場の悪臭解消法

・床や壁の掃除
浴室用中性洗剤を使用するのがもっとも効果的です。洗剤を汚れている箇所や全体に塗布し、スポンジやブラシでこすって掃除してください。ナチュラル志向の人は、皮脂汚れや石鹸カスを落とすのに効果的な重曹とクエン酸を使用した掃除法がおすすめです。

小さじ1杯のクエン酸を水200ミリリットルに溶かしたものを用意し、汚れにスプレーしていきます。次に、上から重曹を振りかけて発泡させます。しばらく置いてからスポンジで汚れを除去し、シャワーできれいに流せば完了です。

・換気扇の掃除
安全のため、ブレーカーを切ってから換気扇のカバーを外します。カバーは気になる埃を除去し、濡れた雑巾などできれいに拭き取りましょう。換気扇内部の掃除は中性洗剤を薄めたのものを用意し、スポンジなどにつけて丁寧にこすり落とします。細かい部分は使い古しの歯ブラシを使用するのも効果的です。最後に乾いた布で拭き取りましょう。

・追い炊き配管の掃除
カバーが付いている場合は外して、スポンジや使い古しの歯ブラシなどに中性洗剤をつけ、目に見える汚れを落としていきましょう。また、配管内部は市販の風呂釜洗浄クリーナーなどを使用して掃除するのがおすすめです。

・排水口の掃除
排水口カバーとヘアキャッチャーを取り外し、髪の毛などの溜まっているゴミを取り除きます。次に筒状の排水トラップを上に引き抜いて取り出しましょう。カバー、ヘアキャッチャー、排水トラップを中性洗剤とスポンジやブラシを使用して掃除していきます。とくに排水トラップにはぬめりが見られることがあるので、丁寧にこすり落としてください。最後に部品を付け直して水を流せば完了です。

このとき、しっかりと排水トラップが固定されていないと、下水の臭いが逆流する場合があるのでしっかりと固定してください。また、排水トラップが壊れている場合や、付いていない場合はメーカーに問い合わせて取り寄せましょう。排水口は悪臭の原因になりやすいので、1ヶ月に一度の掃除、ヘアキャッチャーは1週間に一度の掃除を心がけましょう。

・浴室乾燥機の設置
浴室乾燥機はお風呂場を使用した後の水滴や湿気を排出してくれるので、カビの発生や臭いを防止するのにとても効果的です。また、冬場のお風呂の寒さを緩和する浴室暖房や、蒸し暑い夏場の入浴を快適にする涼風などの機能も万全です。さらに、衣類乾燥機能もあり、冬や梅雨、花粉シーズンなど外で洗濯物を干せない場合に役立ちます。