水のコラム
トイレの節水機能は、どこまで進化している? メーカーごとの機能比較!
トイレは毎日、家族みんなが使うもの。当然のことながら、使用頻度もそれだけ高くなります。そうなると、気になるのが水道代。一度流すたびに、水道代がかかっていることになりますから、特に家族が多いご家庭では、できるだけ節水して、水道代を抑えたいところですよね。近年販売されているトイレは、さまざまな機能が充実しているもの多くなりました。節水機能ももちろん進化しています。
今回は、トイレの主なメーカーごとに、どのような節水機能がついているのかご紹介していきます。トイレの買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
実は、かなり水道代がかかっているトイレ
水道代をもっと節約したいときには、やはり普段からたくさん水道代がかかっているところで節水するのが効果的です。では、家の水まわりの中でいちばん、たくさん水を使っているのはどこなのでしょうか?水道代は、家で使った水にかかった料金をすべてまとめたもの。どこで使う水がいちばん多いかは、水道料金を見ただけではわかりません。
なんとなく、「湯船にたくさんお湯をはるお風呂かな」と、ぼんやり考えている方が多いのではないでしょうか。あるアンケートでは、お風呂と答えた方が第1位に。そして、第2位がキッチン、第3位がトイレと、続きます。この結果から、トイレで水をたくさん使っている意識がない方が多い。ということがわかりました。もちろん、この認識は節水意識にも反映されていて、普段から使う上で節水を心がけている場所もお風呂が第1位、キッチンが第2位。その次に洗面所が続き、トイレは第4位という結果です。
ですが実際のところ、家庭内でいちばんたくさんの水を使うところはトイレであることがわかっています。近頃は、節水機能に優れたトイレが多数発売されていますが、現状多くのご家庭ではまだまだ旧式のトイレが現役。もちろん、家庭ごとに多少の差は出てくるはずですが、節水機能がついていないトイレを使用しているご家庭では、多くの場合お風呂よりもトイレで使う水量の方が多くなることでしょう。
自力では難しいトイレの節水
トイレで使う水の量が多いとわかっても、自力での節水はなかなかできるものではありませんよね。レバーを回せば、決まった量の水が流れるわけですから、それをなんとか節水しようとするのは難しい話しです。
つまり、トイレで使う水の量を減らしたい、節水したいという場合には、節水機能が充実した節水型トイレを使うのがベスト!旧式のトイレでは、一度水を流すごとにおよそ13リットルの水を使いますが、最新の節水型トイレであれば、3.8リットルから5.7リットルほどにまでその量を抑えられるのです。
1回の使用ごとに、最大で9.2リットル、少なくとも7.3リットルほど節水できるわけですから、1ヶ月、そして1年に換算するとかなりの量になりますよね。水道代を節約したい、節水したいという方には、現在のトイレを節水型トイレに取り替えることがいちばんおすすめです!
メーカーごとの機能比較
今回は、国内の主なトイレメーカーであるTOTOとLIXIL、Panasonicの3社が販売しているトイレの機能をそれぞれご紹介します。最新の節水型トイレへの交換を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
・TOTO
トルネード洗浄という独自の洗浄方法を取り入れており、一度の洗浄で使う水の量はおよそ3.8リットルといちばん少ないです。節水機能に特に優れたメーカーといえます。また便器の陶器表面は汚れが残りにくいようつるつるに仕上げられている他、イオンバリア処理も施されているそうです。
・LIXIL
パワーストリーム洗浄という洗浄方法とアクアセラミックで、汚れがかなり落ちやすいのが特徴。お掃除が簡単になるのもうれしいですね。一度の洗浄に、使用する水の量はおよそ5リットルです。
・Panasonic
洗剤を専用のポケットに入れておけば、2種類のバブルがしっかり便器を洗い流してくれるPanasonicのトイレ。使う洗剤は特別なものではなく、台所用の洗剤でいいのもうれしいところです。有機ガラス系の素材が使われていて、汚れがつきにくいのも特徴です。一度の洗浄に使う水の量は、およそ5.7リットルと他のふたつのメーカーに比べると多めですが、それでも旧式のトイレよりはずっと少ないと考えると十分な性能といえます。
水道代の高さが気になるときは水道修理業者に相談を
水道代に直結するため、日頃から節水は心がけたいところ。特に使用頻度の高いトイレの節水は高い効果が期待できるので、思いきって節水機能が充実しているトイレに買い替えるのもおすすめです。ですが、心当たりはないのに水道代が妙に高い…というときには、水漏れなどなんらかのトラブルが起きている可能性も考えられます。その場合は節水を心がけるよりも、まずはトラブルがないかどうかチェックしてみましょう。
ひろしま水道職人は、三次市、庄原市、安芸高田市、安芸郡など広島県内のエリアで水まわりのお悩みごとに関するご相談を受け付けています。水まわりのトラブルでお困りの方は、ぜひ一度ひろしま水道職人までお問い合わせください。
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