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水のコラム

洗濯機が脱水できない原因は?自身でできる対処法も解説

2026年10月16日 2026年10月23日 洗濯機のトラブル

洗濯機で脱水できない場合、洗濯機本体の故障だけでなく、洗濯物の片寄りや入れ過ぎ、排水口・排水ホースのつまりなどが原因になっていることがあります。原因によっては、自身で状態を確認すると運転を再開できる場合もあります。ただし、水が抜けない状態で無理に脱水を繰り返したり、本体を分解したりすると、不具合や水漏れにつながるおそれがあるため注意してください。

本記事では、洗濯機が脱水できない主な原因と症状別の確認ポイント、自身で試せる対処法、トラブルを防ぐ方法についてご紹介します。

洗濯機で脱水できない主な原因

洗濯機は、洗濯物のバランスや排水の状態を確認しながら脱水を行います。そのため、本体に故障がなくても、洗濯物の片寄りや排水経路のつまりなどを検知すると、安全のため脱水を中断するケースもあります。

ここでは、洗濯機で脱水できない主な原因を見ていきましょう。

洗濯物が片寄っている

洗濯物が洗濯槽の一方へ片寄ると、脱水時に大きな振動が発生するため、洗濯機が運転を止める場合があります。特に、シーツや厚手の衣類など、水を含むと重くなる物を単独で洗濯した時に起こりやすい症状です。

一度運転を停止し、水が抜けていることを確認してから洗濯物を広げて入れ直してみてください。また、洗濯ネットに入れた衣類が一方へ集中している場合も、配置を分散させると改善することがあります。

洗濯物の量が多すぎる

洗濯槽へ衣類を詰め込み過ぎると、洗濯物が十分に動かず、脱水時のバランスを整えにくくなります。

また、濡れた衣類は乾いた状態より重くなるため、容量いっぱいに入れると負担が大きくなりがちです。洗濯機ごとに定められた洗濯・脱水容量を確認し、量が多い場合は一部を減らしてから再度運転してみてください。

大物と通常の衣類を分けて洗濯することも、洗濯物の片寄りを防ぐ方法の一つです。

排水口が詰まっている

洗濯機は、洗濯槽の水を排水してから高速回転による脱水へ移ります。しかし、排水口に糸くずや髪の毛、洗剤のカスなどが溜まっていると水が抜けにくくなり、脱水が始まらない、または途中で停止することがあります。

洗濯槽に水が残っている場合は、排水口の状態を確認してみてください。ただし、排水口が洗濯機の真下にある場合は、本体を移動しなければ確認できないことがあるため、注意が必要です。

関連記事:洗濯機の排水口から水漏れしたときの原因と対処法

排水ホースが詰まっている・ねじれている

排水ホースが折れたり、洗濯機本体の下へ入り込んだりすると、水の流れが妨げられます。また、ホース内部に糸くずや洗剤のカスが付着している場合も、排水に時間がかかって脱水へ進まない原因になります。

ホースが不自然に曲がっていないか、本体や脚で押さえられていないか、高く持ち上がっていないかなどを確認し、必要に応じて設置状態を見直しましょう。

糸くずフィルターが詰まっている

ドラム式洗濯機などでは、排水経路に糸くずフィルターが設けられている機種があります。フィルターに糸くずや異物がたまると排水が妨げられ、脱水できない原因になる場合があります。

なお、フィルターを外すと内部に残った水が流れ出ることがあるため、注意が必要です。また、排水できていない状態では無理に外さず、取扱説明書の手順に沿って作業してください。

洗濯機の蓋や扉がきちんと閉まっていない

縦型洗濯機の蓋やドラム式洗濯機の扉が正しく閉まっていないと、安全装置が働いて脱水を開始しないことがあります。例えば、衣類が挟まっている場合や、かみ合わせ部分に異物が付着している場合は、正常に閉まらない原因になります。

なお、蓋や扉を閉めても脱水が始まらない場合は、ロック部分や開閉を検知するセンサーに不具合が生じている可能性を疑いましょう。

洗濯機本体が傾いている

洗濯機が傾いた状態で設置されていると、脱水時に洗濯槽のバランスが崩れやすくなり、振動を検知して運転を停止する場合があります。また、床面の凹凸や設置脚の高さが合っていないことも原因になります。

そのため、本体に水準器がある場合は気泡の位置を確認し、取扱説明書に沿って調整脚を操作してください。ぐらつきがある場合も、そのまま使用せず水平な状態へ調整しましょう。

洗濯機本体が故障している

洗濯物や排水経路に問題が見当たらないのに脱水できない場合は、排水ポンプやモーター、制御基板など、洗濯機内部の部品が故障している可能性があります。

もし、エラーコードが繰り返し表示される場合や、電源を入れ直しても改善しない場合は、自身で無理に作業を続けない方が無難です。取扱説明書を確認したうえで、メーカーや水道修理業者へ点検を依頼しましょう。

関連記事:洗濯機の異音の原因と対処法!予防方法もご紹介

症状別の脱水できない原因

同じ「脱水できない」という症状でも、すすぎへ戻る、水が残る、大きく揺れるなど、洗濯機の動きから考えられる原因は一つではありません。運転を何度も繰り返す前に、どの段階で止まるのかを確認しましょう。

ここでは、症状ごとに原因を整理していきます。

脱水の途中ですすぎに戻る

脱水中に洗濯物の片寄りを検知すると、自動で給水してすすぎに戻り、洗濯物のバランスを整えようとする機種があります。そのため、脱水の途中ですすぎに戻ったからといって故障とは限りません。

同じ動作を何度も繰り返す場合は、厚手の衣類や大物が一方へ寄っていないか、本体が水平に設置されているかを確認してください。洗濯物が片寄っている場合は、均等に広げて入れ直すことで改善することがあります。

洗濯槽に水が残っている

脱水前に洗濯槽の水が十分に排出されていなければ、高速回転へ移れないことがあります。

この場合は、排水口や排水ホースのつまり、ホースの折れ、糸くずフィルターの目詰まりなどが主な確認箇所です。ただし、排水時の音はするのに水位がほとんど下がらない場合は、排水経路に問題がある可能性があります。

なお、水が大量に残っている状態でフィルターやホースを外すと水が溢れるおそれがあるため注意してください。

脱水時に大きく揺れたり異音がしたりする

脱水時だけ本体が大きく揺れる場合は、洗濯物の片寄りや洗濯機の傾きが考えられます。また、ファスナーや金属部品が洗濯槽へ当たり、通常とは異なる音が発生している可能性もあります。

一度運転を止め、洗濯物と本体の設置状態を確認してみてください。洗濯物を入れていない状態でも大きな異音が続く場合は、本体内部の不具合も考えられるため点検が必要です。

エラーコードが表示される

洗濯機は、排水異常や脱水時の片寄り、蓋や扉の閉め忘れなどを検知すると、エラーコードを表示することがあります。ただし、コードの意味はメーカーや機種によって異なります。表示内容をメモし、取扱説明書やメーカーの公式ホームページで意味と対処方法を確認してください。

もし、指定された対処を行っても同じコードが再表示される場合は、無理に運転を続けず、使用を中止しましょう。

洗濯機で脱水できない時に自身でできる対処法

脱水できない原因が洗濯物の状態や排水経路にある場合は、自身で確認することで改善する場合があります。ただし、洗濯機内部の分解や電気部品への作業は避けてください。

ここでは、洗濯機で脱水できない時に自身でできる対処法を7つ紹介します。

洗濯物の片寄りを直す

洗濯物の片寄りが脱水できない原因と考えられる場合は、まず運転を一時停止し、水が抜けて洗濯槽が停止したことを確認してから蓋や扉を開けます。つぎに、絡まった衣類をほぐし、洗濯槽全体へ均等に広げてください。

また、大きな洗濯物が丸まっている場合は広げ、洗濯ネットが一方へ集中している場合は配置を変えます。調整後に再度脱水を行い、正常に回転するか確認してみてください。

洗濯物の量を調整する

洗濯物を詰め込み過ぎている場合は、一部を減らして量を調整します。一方、シーツやタオルケットなどの大物が1枚だけ入っている場合は片寄りやすいため、ほかの衣類を少量追加してバランスを整える方法もあります。

ただし、洗濯容量を超えないことが前提のため、機種ごとの取扱説明書を確認したうえで、指定された容量や大物衣類の洗濯方法に合わせて調整してください。

排水口を掃除する

排水口に汚れが溜まっている場合は、電源プラグを抜き、給水栓を閉めてから掃除します。排水ホースを外す必要がある場合は、床へ水がこぼれるおそれがあるため、タオルやバケツを準備しておくと安心です。

掃除する際は、見える範囲の糸くずや髪の毛、洗剤のカスなどを除去し、外した部品を元の位置へ戻しましょう。ただし、排水口が洗濯機の真下にある場合は、無理に本体を動かさないでください。

排水ホースの状態を確認して掃除する

排水ホースが折れている、ねじれている、本体の下へ入り込んでいる場合は、排水しやすい状態へ直します。ホース内部の汚れを確認する場合は、電源プラグを抜き、給水栓を閉めてから接続部を外してください。

なお、ホースにひびや穴がある場合は水漏れにつながるため、新しい物へ交換し、接続し直した後は、排水時にホースが外れないか、周りから水漏れしていないかを確認しましょう。

糸くずフィルターを掃除する

糸くずフィルターがある機種では、取扱説明書に記載された頻度と方法で掃除しましょう。ドラム式は、フィルターを外した時に内部の水が出ることがあるため、先に排水を行い、水受けを用意してください。

フィルターに付着した糸くずや異物を除去し、指定された位置まで確実に取り付けます。なお、取り付けが不十分だと水漏れにつながる場合があるため、向きや締め方まで確認することが肝心です。

蓋や扉が閉まっているか確認する

衣類が蓋や扉に挟まっていないか確認し、一度開けてから閉め直します。また、ロック部分に糸くずや小物が入り込んでいる場合は、電源を切った状態で見える範囲の異物を除去してください。その際、強く押し込んだり、ロック部分へ工具を差し込んだりするのは避けましょう。

もし、確実に閉めてもエラーコード表示が消えない場合は、蓋や扉の検知部品に不具合がある可能性があります。

洗濯機が水平になるよう調整する

洗濯機の四隅を軽く押してぐらつきがないか確認し、水準器が付いている場合は気泡の位置を見ます。傾いている場合は、調整脚の高さを変え、調整後は脚が床にしっかり接していることを確認してください。

また、防水パンや床自体が不安定な場合でも、自身で無理に持ち上げるのは避けましょう。なお、メーカーが推奨していない設置用品を使用すると、本体が安定しない場合があります。

洗濯機の脱水トラブルを防ぐ方法

脱水トラブルを減らすには、洗濯物の量や入れ方だけでなく、排水経路やフィルターをこまめに確認することも肝心です。ただし、洗濯機は機種によってお手入れ箇所や方法が異なります。取扱説明書に沿って、無理のない範囲で定期的な掃除を続けましょう。

ここでは、脱水トラブルを防ぐため、日頃からできる対策を紹介します。

洗濯物を詰め込みすぎない

洗濯槽に衣類を詰め込み過ぎると、洗濯物が動く空間が少なくなり、脱水時に片寄りやすくなります。ただし、洗濯や脱水の容量は機種ごとに異なるため、取扱説明書に記載された上限を確認してください。

一度に大量の衣類を洗濯するより、量に応じて分けたほうがバランスを保ちやすくなります。特に、厚手の衣類や大物を入れる場合は、指定された洗濯方法を守りましょう。

洗濯ネットに衣類を入れすぎない

1枚の洗濯ネットに多くの衣類をまとめると、水を含んだ衣類の重さが1カ所に集中し、脱水時の片寄りにつながる場合があります。ネットを使用する際は、衣類を詰め込み過ぎず複数に分散させてください。また、複数のネットを入れる時も、一方へ固まらないよう配置を整えます。

なお、洗濯ネットは種類や大きさによって適した衣類が異なるため、使用方法も確認しておくとよいでしょう。

洗剤や柔軟剤を適量使用する

洗剤を必要以上に入れると泡が多く発生し、排水や脱水が正常に進まない機種があります。洗剤や柔軟剤の使用量は、洗濯物の量だけでなく水量や製品の濃縮度によっても異なるため、製品表示に沿って使用してください。

また、自動投入機能を搭載した機種では、洗剤や柔軟剤の基準量設定が合っているかも確認しましょう。特に、洗剤の種類を変更した後は使用量が変わるため、設定の見直しが必要です。

排水口や排水ホースを定期的に掃除する

排水口や排水ホースには、洗濯のたびに流れる糸くずや髪の毛、洗剤のカスなどが蓄積する場合があります。汚れが増えると水の流れが悪くなり、排水エラーや脱水停止の原因につながります。そのため、定期的に状態を確認し、見える範囲の汚れを掃除してください。

ただし、排水口へ手が届かない場合や、奥で頑固なつまりが起きている場合は、水道修理業者への依頼を検討しましょう。

糸くずフィルターをこまめに掃除する

糸くずフィルターに汚れが溜まると排水効率が低下し、脱水に影響することがあるため、メーカーが指定する頻度を目安に掃除します。特に、ニットなど糸くずが多く出る衣類を洗濯した後は、フィルターの状態を確認しておくとよいでしょう。

なお、フィルターを取り外す方法や水洗いの可否は機種によって異なります。取扱説明書を確認したうえで作業し、掃除後は正しい位置に取り付けてください。

洗濯機を水平な状態で使用する

洗濯機が傾いたままでは、脱水時に洗濯物が片寄りやすく、本体の振動や運転停止につながる場合があります。設置直後だけでなく、本体を移動した後や大きな振動が続いた時にも水平状態を確認してください。また、調整脚や脚キャップを使用する場合は、取扱説明書に沿って高さを合わせます。

ただし、床や防水パンに問題がある場合は、無理に応急処置をせず、洗濯機の使用を中止しましょう。

洗濯機の脱水トラブルでお困りならひろしま水道職人へ

洗濯機が脱水できない時は、洗濯物の片寄りや排水ホースの状態など、自身で確認できる箇所があります。一方、排水口や排水管のつまり、水漏れが起きている場合は、無理な作業で症状を悪化させないことが肝心です。

ひろしま水道職人では、洗濯機の蛇口や排水口に関する水漏れ・つまりなど、広島県内の水回りのトラブルに対応可能です。お問い合わせは365日24時間いつでも受け付けております。

洗濯機の脱水ができないだけでなく、排水口から水が溢れる、排水が流れないなどの症状でお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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