トイレの床が水浸し！床の貼り替え費用は？ -ひろしま水道職人 -広島県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

トイレの床が水浸し！床の貼り替え費用は？

2021年09月17日トイレのトラブル

家のなかでも特に水漏れが発生しやすい場所が「トイレ」です。トイレから水が大量に溢れると、床まで水浸しになってしまうことも。水漏れの発見が遅れると、トイレの修理だけでなく床の貼り替えが必要になる可能性があります。

今回は、トイレの床が水浸しになってしまう原因とあわせて、床の貼り替え費用の目安をご紹介します。

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1 トイレから水漏れが起こる原因とは

2 トイレ床の貼り替え費用はいくら？

3 真下の階まで浸水させてしまったら？

4 トイレの床が水浸しになったらプロに連絡しましょう

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トイレから水漏れが起こる原因とは

トイレから急に水漏れが発生すると、日常生活が困難になってしまいますよね。どうして突然水が溢れてしまうのでしょうか？

1.浮きゴムの異常
トイレの水がずっと止まらず、流れ続けている場合に考えられるのが浮きゴムの異常です。この浮きゴムが本来あるべき位置からずれてしまうことにより、水を止められなくなってしまいます。節水のためタンクの中にペットボトルなど異物を入れていませんか？異物に鎖が絡まり、浮きゴムの位置に異常が出ているかもしれません。もしタンクに何かを入れているのであれば、すぐに取り出しましょう。

2.オーバーフロー管の破損
何らかの衝撃によってオーバーフロー管が折れてしまった場合、水漏れの原因となります。オーバーフロー管は細長い形状をしており、非常に繊細な部品のひとつです。ちょっとした衝撃でも破損してしまう可能性があるため、触る際は気を付けなくてはなりません。

タンクに異物を入れている際に、誤って破損させてしまうケースも多く見られます。もしオーバーフロー管が破損してしまった場合、新しいものに交換が必要です。

3.ダイヤフラムの劣化
ダイヤフラムが劣化すると、水漏れや水圧の異常といったトラブルを引き起こします。ダイヤフラムはゴム製の部品（パッキン）であるため、経年劣化により硬化・変形しやすく、早ければ使い始めて数年ほどで異常が出てしまいます。もしダイヤフラムが劣化していることに気付いたら、早めに新しいものと交換しましょう。

4.ホースの亀裂
給水ホースは、衝撃や劣化により亀裂が入りやすい部品です。亀裂や穴があると当然水漏れしてしまうため、破損していることに気付いたらすぐに新しいものと交換しましょう。

5.フィルターの詰まり
フィルターは、ウォシュレット内部にある網目状の部品で、水道水に含まれる小さなごみを取り除く役割があります。フィルターが詰まってウォシュレットに異常が出た場合、取り外して掃除しましょう。

掃除を行う前に、止水栓が閉まっていることを確認してください。また、取り外しの際に水がこぼれることがあるため、受け皿やタオルを準備しておきましょう。マイナスドライバーを使用して止水栓からフィルターを取り出したら、歯ブラシで擦り洗いします。きれいになったフィルターをふたに差し込んで、元通り取り付ければ完了です。止水栓を調節し、ウォシュレットが元通りになったかどうか確認しましょう。

トイレ床の貼り替え費用はいくら？

トイレの床が水浸しになってしまった際、すぐに発見できれば大きな問題になることはまずありません。すぐに止水栓を閉め、乾いた布で床を拭いて水道業者を呼びましょう。

もし、水漏れの発見が遅れてしまうと、カビやシロアリが発生したり、床がブヨブヨになったりと二次被害へと発展する可能性があります。この場合、床の貼り替えが必要です。トイレの修理とは別に、床の貼り替えをするにはリフォーム業者への依頼が必要です。貼り替え費用はおよそ4万円～10万円ほどで、使用する床材やタイルなどによって異なります。トイレの修理費用とあわせると、一般家庭には痛い出費となってしまいます。

真下の階まで浸水させてしまったら？

集合住宅に住んでいる場合、水漏れは深刻な被害をもたらす可能性があります。トイレから水漏れした際、自宅トイレの床だけで済めばよいのですが、場合によっては真下の階まで浸水してしまうことがあります。この場合、まずは誠心誠意謝り、全額弁償することが基本です。自宅の火災保険を確認し、漏水が保険に盛り込まれている場合は、真下の階への弁償を補填してくれます。

もし真下の階まで浸水させてしまった場合は、すぐに保険内容を確かめましょう。保険に入っていない場合、高額な補修費用を請求されてしまう可能性があります。