お風呂のイヤな臭い対処法 -ひろしま水道職人 -広島県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

お風呂のイヤな臭い対処法

2021年08月25日お風呂のトラブル

毎日の癒しが「お風呂」という方は多いものです。
清潔なお風呂に浸かって、一日の疲れをゆっくりと癒したいですよね。

もし、そんな「癒し」の存在であるお風呂からイヤな臭いしたらどうしますか？
一刻も早く悪臭の原因を取り除き、もとの快適なお風呂を取り戻したいと思うはずです。

今回は、お風呂のイヤな臭いの原因とあわせて、予防方法を紹介します。

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1 お風呂のイヤな臭いの原因とは

2 お風呂の臭いを予防する方法とは

3 お風呂のイヤな臭いはプロに相談しましょう

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お風呂のイヤな臭いの原因とは

まず、お風呂からどのような臭いがするのか確かめましょう。
臭いの種類によって、原因が異なります。

1.下水のような臭い（腐敗臭）がする場合
排水口付近から下水のような臭いや腐敗臭がする場合、排水トラップに原因があるかもしれません。
排水トラップやヘアキャッチャーを長期間洗わずに放置していませんか？

毎日少しずつ蓄積された汚れにより、細菌をはじめとした微生物が繁殖している可能性があります。
こうした微生物の集まりは粘りがあり、水を流した程度では落とすことができません。

また、排水トラップやヘアキャッチャーを掃除しているのにイヤな臭いがする場合は、排水管に原因があるかもしれません。
排水管に汚れが溜まると下水のような臭いが発生します。
これを放置していると臭いがひどくなるだけでなく、深刻な詰まりを引き起こす可能性があるため注意が必要です。

2.カビの臭いがする場合
お風呂からもわっとカビの臭いがする場合、床や排水口、壁、天井などにカビが発生していることがあります。
この場合、すぐにカビを発見して取り除けば臭いはおさまるでしょう。

一方、明らかにカビの臭いがするのに場所がわからない場合は、換気扇をチェックしてみましょう。
換気扇にカビが発生し、換気するたびにカビをばら撒いている状態かもしれません。

3.酸っぱい臭いがする場合
お風呂のドアを開けると酸っぱい臭いがする場合、皮脂や汗が原因かもしれません。
ほとんどの場合、床や浴槽は毎日掃除しますが、壁まで毎日掃除している方は稀です。
壁に付着した皮脂や汗を放置していると、酸っぱいような特有の臭いがします。

お風呂の臭いを予防する方法とは

お風呂のイヤな臭いがひどくなる前に、しっかりと対策を行いましょう。
日ごろからこまめに対策を行っておけば、快適なバスタイムを過ごすことができますね。

1.換気をしっかりしましょう
お風呂のこもった臭いは、換気によって解消しましょう。
また、十分換気することによってカビの発生を防ぐこともできます。
1日1回は必ず換気することを徹底しましょう。
窓がある場合は開け、ない場合は換気扇を回します。

2.カビ取り剤を使用しましょう
お風呂にカビを発見したら、すぐに市販のカビ取り剤を使用して取り除きましょう。
泡タイプのものであれば、さっとスプレーして放置し、水で流すだけでほとんどのカビを除去できますよ。

また、カビの臭いがするのに場所がわからない場合は換気扇をチェックしましょう。
換気扇は、意外とカビが発生しやすい場所のひとつです。
定期的に換気扇を掃除することを忘れないようにしましょう。

排水トラップやヘアキャッチャーのお手入れにもカビ取りスプレーが非常に有効です。
タンパク質を分解する働きにより、排水口まわりがぐっと清潔になりますよ。
なお、カビ取りを行う際は、手指を保護するため必ずゴム手袋を着用してください。

3.重曹とクエン酸を使用しましょう
週に1度など自分で頻度を決め、重曹とクエン酸を使用して浴室の大掃除をしましょう。たったそれだけで、見違えるほどピカピカになります。
気になる部分に重曹を振りかけ、歯ブラシでゴシゴシ擦り洗いをしましょう。
皮脂や汗が固まってできた壁の汚れは、重曹の研磨効果によってすっかり取り除くことができます。

さらにクエン酸を用いることにより、石鹸カスや水あかといったアルカリ性の汚れも落とすことが可能です。
クエン酸はホームセンターや100円均一などで入手できますが、ない場合はお酢やレモン汁でも代用できます。

なお、クエン酸やお酢は酸性であるため、アルカリ性のカビ取り剤と同時に使用しないよう注意が必要です。
混ざってしまうと有害ガスが発生するため、十分時間をあけてから行うようにしましょう。