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水のコラム

バリウムがトイレで流れない際の解決策!原因とつまり予防のコツを解説

2022年12月26日 2026年05月28日 トイレのトラブル

バリウムは胃のX線検査で用いられる白色の造影剤ですが、「バリウムが便器に残る」「トイレが白く濁って流れない」という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。バリウムは水に溶けにくく比重が重いため、普通の排泄物より便器やトラップ部分へ残りやすく、時間が経つほど固まりやすくなってしまいます。無理に何度も流すと汚水が溢れるおそれがあるため、まずは落ち着いて状態を確認しましょう。

この記事では、バリウムがトイレで流れない時の解決策、つまりの原因、やってはいけない行動、これからできる予防のコツについて解説します。

バリウムがトイレで流れない時の緊急対処法

バリウムが便器内に残っている時は、最初に「水は流れるか」「白い塊が見えているか」を確認しましょう。水は流れているのに塊だけが残る場合は、便器表面に付着している可能性があります。

一方で、水が白く濁っている時は、便器の奥やトラップ部分でつまりかけていることも考えられます。状態によって対処法が異なるため、まずは水の引き具合を確認することが欠かせません。

ぬるま湯を使用して固まったバリウムを崩れやすくする

最初に試しやすいのは、40~50℃のぬるま湯を使用する方法です。便器の水位が高い時は、あらかじめ水を汲み出して通常時に近い水位まで下げてから、バケツ1杯分ほどのぬるま湯をゆっくり注いでみましょう。ぬるま湯によって白い塊がやわらかくなり、少しずつバリウムが崩れやすくなります。

また、注いだあとはすぐに流さず、30分~1時間ほど置いてから少量の水で様子を見ます。熱湯は便器のひび割れや破損につながるおそれがあるため、注意が必要です。

割り箸やトイレブラシで物理的に砕いてから流す

便器内に白い塊が見えていて、ぬるま湯だけでは崩れにくい場合は、割り箸やトイレブラシで崩す方法もあります。しかし、強く突いたり、便器の奥へ押し込んでしまうと、トラップ部分でより頑固につまるおそれがあります。

そのため、大きな塊を小さく割るイメージで、少しずつ崩してみることを意識しましょう。また、硬い棒や金属製の道具を使用するのは、避けたほうが賢明です。便器表面に傷が付くと、その後の汚れやバリウムが残りやすくなります。

台所用中性洗剤やアルカリ性洗剤で滑りをよくする

ぬるま湯だけで流れにくい場合は、台所用中性洗剤を少量加えて滑りをよくすると効果的です。便器内へ洗剤を入れることで、表面に残ったバリウムが動きやすくなることがあります。なお、泡が多すぎると水位や状態を確認しにくくなるため、適量にとどめておくことが欠かせません。アルカリ性洗剤を使用する場合も、必ず製品の表示に記載されている適量を守るようにしましょう。

また、複数の洗剤を混ぜて使用しないことが肝心です。特に塩素系の洗剤はアンモニアと反応すると、有毒なクロラミンというガスを発生させる可能性があります。

バリウムがトイレでつまりを引き起こす原因

バリウムがトイレでつまりを起こしてしまうのには、いくつかの原因が挙げられます。造影剤として飲むバリウムは、普段の排泄物とは性質が違うため、便器やトラップ部分へ残りやすくなります。

なお、水量や便器表面の状態、時間経過などの要因が重なると、普通に流しただけでは取り切れない状態になりやすいのです。

時間が経つと固まり流れにくくなる

バリウムは、時間が経つほど体内で硬くなりやすい性質があります。検査後の注意事項でも、バリウムは腸内に長時間残るほど硬くなり、排泄しにくくなると案内されることがあります。そのため、便器内に残ったバリウムも時間が経つと硬くなり、流れにくくなってしまうのです。

「そのうち流れるだろう」と長時間放置するほど、便器や奥の排水路へ残りやすくなるため、放置しないようにしましょう。

比重が重いため節水型トイレの水流では押し流せない

バリウムは比重が重く、水に溶けにくいため、一回の洗浄では便器の底やトラップ部分へ残りやすい傾向があります。

特に節水型トイレの場合や、水量の少ない洗浄を繰り返した場合は、バリウムが流れ切らずに便器や排水路にとどまってしまいます。白い濁りが残る、水は引くのに底に塊が見える場合は、バリウムの重さに対して水量が足りていない可能性が疑われるでしょう。

便器の素材やコーティングと造影剤の相性問題

便器表面の状態がバリウムの付着しやすさに関係する場合があります。表面に細かい傷がある便器や、コーティングが傷んでいる便器では、白いバリウムが残ってしまいがちです。

硬い道具でこすって表面を傷つけてしまうと、汚れやバリウムが残りやすくなるため、力任せの掃除は避けたほうが賢明です。

トイレでバリウムが流れない時のNG行動

バリウムが流れない場合には、やってはいけないNG行動があります。焦って強くこすったり、何度も洗浄したりすると、便器破損や汚水が溢れてしまうリスクがあります。

正しい方法で流すためにも、事前に避けるべき対応を把握しておきましょう。

便器が割れるリスクがある熱湯の使用

便器は急な温度差に弱く、熱湯を使うとひびや破損が起こる可能性があるため、直接かけることは避けましょう。便器は陶器製であり、急激な温度変化により熱膨張を起こし、ヒビが入ったり割れたりするおそれがあります。

つまりの解消には40〜60度程度の「ぬるま湯」を使用し、バケツでゆっくり注ぐのが正しい方法です。

つまり状態で何度も水を流すと汚水が溢れる

白い塊が残っているのに、確認のために何度もレバーを回して流す行為も危険です。奥でつまっている状態で水を流すと、便器内の水位が上がり、汚水が溢れる原因になります。

特に水位が高くなっている時は、そのまま追加で排水するのは避けましょう。まずは水位を確認し、必要に応じて水を汲み出して水位を下げてから対処した方が安全です。

自然に溶けるのを待って長時間放置

「そのうち自然に溶ける」と考えて長時間放置するのも避けたい行動の一つです。バリウムは、時間が経つほど硬くなりやすい性質があります。さらに、体内に長く残った場合も、排泄しにくくなる傾向があります。

トイレ内でも同じように、時間の経過で崩れにくくなり、解消が難しくなるでしょう。そのため、放置ではなく、ぬるま湯で早めに崩す方向で対応することが賢明です。

自力で流れないバリウムつまりは水道修理業者へ!依頼の判断基準

ぬるま湯や中性洗剤、軽い物理的な崩し方で改善しない場合は、無理に続けるより水道修理業者へ相談したほうが安心です。特に便器の奥で白く濁った水が引きにくい時や、ラバーカップを使用しても変化がない時は、トラップ部分やその先でつまりが発生している可能性が考えられます。

また、便器の奥は割り箸やブラシでは届きにくく、無理に強く押すとさらに奥へ押し込まれてしまいます。便器内だけの問題に見えても、奥の排水路で固まっている場合は、ご自身での対処は困難です。無理に自力で対応し続けるより、早い段階で専門業者へ依頼しましょう。

次回からバリウムをトイレでつまらせないための事前予防テクニック

検査後に同じトラブルを起こさないためには、排泄前後の小さな工夫もポイントです。

主なポイントは「便器へ付着しにくくする」「一度にためない」「体外へ早く出し切る」の3つです。検査後に下剤や水分摂取の指示があった場合は、その案内に従いましょう。

排便前にトイレットペーパーを敷いて付着を防ぐ

排便前に、便器の水面にトイレットペーパーを浮かべておく方法があります。紙がクッションのような役割を担うため、そのまま排便するよりもバリウムが便器へ直接付着しづらくなるのです。

使用する長さは、1メートル程度を目安にして、折りたたんで便器の水面に浮かべます。ただし、紙を厚くしすぎるとかえって流れにくくなるため、適量にとどめておきましょう。

大洗浄レバーを使用してこまめに水を流す習慣をつける

バリウムは一回の洗浄では流し切れないケースがあります。そのため、白い便が続く間は「大洗浄レバー」を使用し、こまめに流しましょう。

少量ずつでも早めに流したほうが便器やトラップに残りにくくなります。ただし、連続で何度も洗浄するのではなく、タンクの水が十分貯まってから使用することがポイントです。

下剤の適切な服用と十分な水分摂取で排出を促す

バリウム後のつまりを防ぐには、検査施設から渡された下剤を指示どおりに服用することです。検査後は、案内に従って下剤を服用し、水分を取るようにしましょう。
白い便が出ていれば、バリウムが体外へ排出されている目安になります。
ただし、排便がない、腹痛や吐き気がある、腹部の張りが続くといった場合は、早めに検査を受けた医療機関へ相談してください。

水道トラブルならひろしま水道職人にお任せ

トイレでバリウムが流れない時は、ぬるま湯でやわらかくする、白い塊を軽く崩す、中性洗剤を適量加えるといった方法で改善することがあります。ただし、便器の奥でつまっている時や、水位が高いまま下がらない時は、ご自身で無理に続けるほど悪化しやすくなるため、注意が必要です。

ひろしま水道職人は、水道局指定工事店として広島県内で、365日24時間お問い合わせを受け付けております。また、現地確認後に無料のお見積もりを提示し、内容に納得いただいてから作業へ進む流れになっております。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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