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水のコラム

水道管のナットからの水漏れは自分で直せる!原因や放置するリスクも解説

2024年04月23日 水道管のトラブル

水道管の接続部から水漏れしている場合はナットに原因があります。

原因がナットにあれば自分で解消することもできますが、破損のリスクも伴うため注意しなくてはなりません。

そこで本記事では、水漏れの原因や対処法について詳しく解説します。

 

トイレの給水管や洗面台・キッチンの配水管のナットから水漏れする原因と対処法

トイレの給水管や洗面台・キッチンの配水管の、ナットから水漏れする原因と対処法について解説します。

 

原因はナットの緩み

ナットの緩みで漏水する理由は、接続部分にスキマが生じるためです。

ナットが緩む原因は「建物の微振動」と「温度変化」があります。

建物の微振動の要因は、風や地震以外に、構造物の腐食やシロアリ被害、接合部の破損などが挙げられ、温度変化によりナットが緩むのは、金属が「膨張」と「収縮」を起こすためです。

温度によって熱振動が大きくなったり小さくなったりと変化し、それに伴い分子の運動が激しくなったりおさまったりするため、金属が膨張や収縮を起こします。

これらの要因で緩んだナットは、接続部の固定を緩ませスキマを作ってしまうため、水を通した際に水が漏れてしまうのです。

 

直し方はナットを閉めるだけ!

ナットを閉める手順は以下です。

 

  1. 1.止水栓を閉める
  2. 2.レンチでナットを閉め直す
  3. 3.止水栓を開けて水漏れチェック

 

止水栓を閉める理由は、ナットの閉めすぎにより破損被害が拡大し、激しい水漏れを起こす恐れがあるためです。

ナットを閉め直す際の注意点は以下の2点です。

 

  1. 1.力加減に気をつける
  2. 2.ナットのサイズにあったレンチを選ぶ

 

力加減が強すぎるとナットが変形を起こし、空回りしてナットの取り外しができなくなります。

ナットのサイズに合わないレンチは閉め直しができないため、ナットサイズを確認してからレンチを購入・選択しましょう。

 

注意!賃貸の場合は自分で直さず大家または管理会社に要相談

賃貸にお住まいの方は、自分では直さずに大家または管理会社に相談してください。

理由は、DIYで破損がひどくなると自己責任となり、修理費用が全額自己負担となるためです。

故意で破損させた場合を除き、修理費用は大家または管理会社が負担することになっています。

水漏れが起こった際には大家または管理会社にすぐ連絡しましょう。

水漏れへの対処法としては、濡れた箇所を拭き、ウォシュレットからの水漏れの場合には漏電しないように必ず電源プラグを抜いてください。

 

ナットを閉めつけても水道管の水漏れが直らない原因は?

本項では、ナットを閉めつけても水漏れが直らない原因と対処法をご紹介します。

 

パッキンの劣化

ナットを閉めても解決しない場合は「パッキンの劣化」が考えられます。

パッキンは劣化すると硬化して収縮を起こし、スキマができるため、そのスキマから水漏れを起こしている可能性があります。

パッキンは水流による摩擦や、水圧による変形で劣化を起こします。

従って、常に水を大量に使用したり、勢いが強い状態で水を出したりすることが多い場合、5〜6年で寿命がくるケースも少なくありません。

もし、水漏れが軽度であっても「パッキンが劣化しているだけだ」と安心し、放置してはいけません。

硬化が進むと急に粉々に割れることがあり、その結果激しい漏水につながる恐れがあります。

パッキンが劣化していたら、早めにパッキンを交換しましょう。

 

給水管や配管が損傷している

ナットを閉めても解決しない場合は「給水管や配管が損傷している」ことも考えられます。

給水管や配管が損傷する原因は、「経年劣化による腐食や破損」「管内のサビ」「凍結」が挙げられます。

 

経年劣化による腐食や破損

給水管の寿命は10〜15年程度であるため、それ以上使用し続けると経年劣化による腐食や破損が発生する可能性が高まります。

素材や地域、使用状況によって寿命は10年よりも短くなる可能性があります。

たとえば、海付近にお住まいの場合、潮風による塩害によって金属が腐食しやすくなるため寿命が縮まります。

 

管内のサビ

管内にサビが広がっている場合、腐食で水道管が脆くなります。

その結果、穴があいたり亀裂が入ったりして漏水につながります。

 

凍結

管内に水が残っていると、凍結により水が膨張を起こし水道管が破裂したり、亀裂が入ったりすることがあります。

−4℃を下回るときに、水抜きせず長時間水を流していないと凍結のリスクは高まります。

 

対処法を紹介

「パッキンの劣化」や「給水管や配管の損傷」により漏水している場合の対処法をご紹介します。

 

対処法1:業者に交換してもらう

DIYに慣れていない方は、業者にパッキンや給水管を交換してもらうことが安心です。

業者は専門的な知識を持っているため、修理中に別の破損トラブルを起こすリスクがありません。

業者を選ぶ際のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

 

水道修理業者の選び方についてはこちら

おすすめの水道修理業者についてはこちら

 

存在している業者がすべて良い業者とは限らず、残念ながら悪徳と呼ばれる業者も存在しています。

良い業者を見極めるためにも、選び方のコツは知っておきましょう。

 

対処法2:自分でパッキンを新品と交換する

二つ目の対処法として「自分でパッキンを新品と交換する」方法があります。

パッキンの種類は水道の種類や、交換するパーツによって異なります。

自分で交換をする場合には、どの水道のどのパーツのパッキンを交換するかを確認し、作業を行う必要があります。

トイレの水道のパッキンを交換する場合、タンクのなかの作業となるため、タンク内の部品を破損させないように注意しましょう。

タンク内の部品を破損させた場合、タンク内の部品の交換まで必要となります。

また、タンクの蓋を落とさないようにしてください。

タンクの蓋や便器が破損すると修理費用が高額になります。

どの水道の場合でも、パッキンのサイズに注意が必要です。

サイズが合わないとスキマができたり、部品が取りつけできなくなったりします。

パッキンの交換が不安な方は、ひろしま水道職人にご相談ください!

地域密着型サービスのため、経験豊富なスタッフが素早くご指定の場所に駆けつけることが可能です。

24時間365日受け付けているので、水道管のナットからの水漏れでお困りの方は、ぜひひろしま水道職人にお問い合わせくださいませ。

パッキンの役割や交換についてはこちら

 

対処法3:自分で給水・排水管を交換する

三つ目の対処法として「自分で給水・排水管を交換する」方法があります。

 

【必要な工具とほかに用意する物】

  • ●レンチ
  • ●ぞうきん
  • ●バケツ
  • ●交換用の給水管
  • ●交換用のパッキン

 

【交換手順】

  1. 1.止水栓を閉める
  2. 2.ナットの下にぞうきんを敷く、またはバケツを置く
  3. 3.レンチでナットを外す
  4. 4.給水管を外して交換する
  5. 5.新しいパッキンをはめる
  6. 6.ナットを閉める
  7. 7.元栓を開いて水漏れのチェック

 

一緒にパッキンも交換しておくと、パッキンの劣化による水漏れを予防できます。

 

【注意点】

給水管やパッキンの規格を正しく選べるか不安な場合や、交換に不安がある場合はDIYでの交換はやめておきましょう。

無理なDIYで破損させると、修理費用が膨らみます。

 

水道管のナットからの水漏れは放置しても大丈夫?

水道管のナットからの水漏れを放置するリスクを7つご紹介します。

 

【リスク1】金属がサビて腐食が進む

水漏れの放置は、金属がサビて腐食を進ませる原因です。

金属を腐食させるのは、一般的によく見られる「赤サビ」です。

赤サビの分子にはスキマが多く、酸素と水分が入り込みやすいため腐食が進行していきます。

その結果、内部への腐食が進み、穴があいてボロボロになり耐久性が低くなります。

金属がサビる原因は「酸素」と「水分」です。

付着した水分に酸素が吸収されると金属のイオンが水に溶け出し、イオン・酸素・水分が結合してサビが発生します。

 

【リスク2】床に水が落ちている場合は床が腐食する

水が床に当たり続けると、床が木材の場合腐食します。

水で床の木材が腐食する理由は、木材中の水分が25%以上になると「木材腐朽菌(ふきゅうきん)」が活発化するためです。

細かくいうと、活性化の条件として「栄養」「温度」「水分」「空気」の要素がすべて必要です。

木材腐朽菌が必要とする栄養とは「セルロース」「ヘミセルロース」「リグニン」で、セルロースは木材に含まれています。

活性化する温度は3〜45℃と幅が広く、極寒の地域や季節でなければいつでも条件を満たしている状態です。

そして、水漏れによって水分の条件も満たし、結果すべての条件が揃って腐食が起きます。

床が腐食すると基礎部分まで腐食が進み、修繕が困難となるため、腐食させないことが大切です。

 

【リスク3】水道代がはねあがる

ことわざに「ちりも積もれば山となる」とありますが、まさにその通りで、少量の水漏れであっても頻回続くと水道代がはねあがります。

水道の使用量はそれほど変わらないのに水道料金が急にあがったときは、その原因が水漏れだったというパターンも少なくありません。

水漏れによる水道代の高騰には「減免制度」というものを使える場合がありますが、目にみえる場所にあるナットや給水管からの水漏れでは利用できません。

適用されるのは地中などの、気づかない場所での漏水に限ります。

大きな損害を未然に防ぐためにも、早めに修理しましょう。

 

【リスク4】カビが発生する

水漏れを放置するとカビが発生します。

カビが発生すると人体へ健康被害をおよぼし、さまざまな病気にかかる要因となります。

加えて「ケトミウム」というカビは繊維素(セルロース)を分解するため、木材を腐食させます。

カビの発生要素は「温度」「湿度」「栄養素」の3つです。

温度は15〜30℃、湿度は60〜80%以上、栄養素となる髪や皮脂、ほこりが落ちているなどの条件がすべて揃うとカビが発生します。

特に、高湿度な梅雨の時期はカビの発生や増殖リスクが高まるため、注意が必要です。

 

【リスク5】シロアリが発生する可能性がある

水漏れを放置するとシロアリの発生を促します。

シロアリが発生する要因は、床下の湿度や木材の腐食です。

高湿度はシロアリが好む環境で、シロアリが寄りやすくなる上に、腐食した木材が大好物であるためシロアリの増殖を促します。

 

シロアリが発生すると以下のようなトラブルが起こります。

 

  • ●知らない間に咬み付かれる
  • ●床下が崩れる・屋根が落ちるなどの損傷を受ける
  • ●柱や基礎部分がボロボロになるため地震の倒壊リスクが高まる
  • ●柱や基礎部分が脆くなり家の価値が下がる

 

シロアリの発生は不利益しかないため、漏水は速やかに修理しましょう。

 

【リスク6】アレルギーを発症する可能性がある

漏水を放置すると「アレルギーを発症する」可能性があります。

原因は、カビやダニの発生です。

カビやダニの糞はハウスダストとなり空中に浮遊します。

呼吸により吸い込まれたハウスダストは肺に侵入したり、粘膜に付着したりして鼻炎症状、かゆみ、発疹などのアレルギーを発症することがあります。

カビ部分が足の裏やスリッパの靴底などに付着すると、家のいたるところにカビ菌やダニを拡散することになります。

発症リスクを抑えるためにも、早期に修理してカビやダニの発生を防止しましょう。

 

【リスク7】階下の住人に影響を及ぼす可能性がある

漏水を放置すると「階下の住人に影響を及ぼす」リスクがあります。

重度の水漏れで、床を通して階下の天井に雨漏りを起こしたり壁に水が染み出したりすることにより家電が壊れるようなことが起こると、賠償しなければなりません。

賠償金には火災保険を利用できますが、水災の特約に入らないと適用はされません。

階下への漏水リスクを減らすためにも、火災保険の内容を見直しておくと良いでしょう。

 

まとめ

水道管のナットからの水漏れは自分で閉め直して解決できます。

ただし、閉めすぎると破損する恐れがあるため、DIYに慣れていない方は業者に相談しましょう。

また、ナット以外が原因であるケースもあるため、原因が不明な場合も業者に任せたほうが安心です。

 

ひろしま水道職人では、広島県内全域で水回りに関するトラブルに対応しています。

水回りに関することでお困りの方は、ぜひひろしま水道職人にお問い合わせくださいませ。

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