水道管がつまる原因とは？対処法や修理業者選びのポイントとあわせて解説 -ひろしま水道職人 -広島県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

私たちが生活するうえで、排水管と水道管はなくてはならないものです。

しかし、どちらもさまざまな要因によってつまることがあります。

もしつまってしまった場合は、原因を把握し、解決する必要があります。

そこで今回は、排水管と水道管の違いや水道管がつまったときの原因、対処法などをご紹介します。

水道管のつまりでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

水道管と排水管の違い

ここでは、水道管と排水管の違いについて解説します。

 

水道管とは

水道管とは、水を溜めている場所から各家庭に水を運ぶ配管です。

水を溜めている地下から高い場所へと供給するため、水道管内に圧力がかかっています。

高層ビルや高層マンションなどは、水圧では水が供給できないため、専用の機械を使用しています。

 

排水管とは

排水管とは、家庭で使用した汚水を下水管に運ぶ配管です。

キッチンや洗濯機、トイレ、浴室、洗面所などそれぞれの排水口の下部に設置されています。

排水管は配管が斜めに設置されており、勾配を使って自然と流れていくため、圧力はかかっていません。

 

排水管の方がつまりやすい

水道管と排水管を比べると、排水管の方がつまりやすくなっています。

水道管はきれいな水を家庭に送り届けますが、排水管は家庭で使用した汚水が流れており、食べ物のカスや油、トイレットペーパーなどの異物が混ざっているためです。

排水管は原因や度合いによっては自力で直せることもありますが、水道管がつまった場合は自力で直せないことが多い傾向があります。

 

水道管つまりの原因

水道管は排水管と比べるとつまりにくい傾向にはありますが、つまりが全く生じないわけではありません。

水道管がつまる主な原因としては、以下の3つが考えられます。

 

• ●サビ
• ●スケールの形成
• ●配管用接着剤

 

サビ

水道管はサビによってつまることがあります。

現在は多くの水道管が塩化ビニール素材でできているため、サビつくことはありませんが、古い家やビルなどの水道管は金属製でできているため、使用に伴い段々とサビが発生するのです。

サビが水道管の中でコブのように盛り上がって水の出を悪くしたり、蛇口に流れてフィルターが目詰まりを起こしたりすることもあります。

 

スケールの形成

水道管のつまりの原因として、スケールの形成が考えられます。

スケールとは、ミネラルが蓄積されてできた水垢の層です。

水道水にはナトリウム、ケイ酸カリウム、マグネシウムなどさまざまなミネラルが含まれており、少しずつ蓄積されていきます。

蓄積されたミネラルが乾燥してスケールとなり、肥大化していくと水道管がつまります。

 

配管用接着剤

配管用接着剤は、水道管のつまりの原因の1つです。

現代は塩化ビニール製の水道管が多くなったため、接続部分に配管用接着剤が使われています。

基本的に配管用接着剤が剥がれることはありませんが、雑な施工をした場合は接着剤が剥がれ、剥がれた接着剤によりフィルターが目詰まりを起こすのです。

新築にもかかわらず水の出が悪い場合、水道管の劣化は考えられないため、配管用接着剤によるつまりの可能性が高いといえるでしょう。

 

水道管がつまったときの対処法

水道管がつまってしまった場合、解決法としては主に以下の3つが挙げられます。

 

• ●フラッシングや浄水
• ●水道管の交換
• ●高圧洗浄

 

ただし、水道管は普段目視できる場所にはないため、自力で行うのは難しいことがほとんどです。

無理に自分で直そうとすると悪化してしまうおそれがあるため、すみやかに修理業者に依頼しましょう。

 

フラッシングや浄水

フラッシングとは水道の蛇口を最大限まで緩めることにより、強い水圧で数分間水を流してサビを除去するという方法であり、赤い水が出ている場合は、このフラッシングが効果的です。

家にホースがあれば簡単にできる方法ですが、あくまで一時的な改善方法であるため、直ったからと放置しておくと再びつまりが生じるでしょう。

一方、浄水器を取り付ける方法でも水道管のつまりを解決できます。

しかし、フィルターを頻繁に交換しなければならないため、経済面の負担や手間がかかるというデメリットがあります。

 

水道管の交換

水道管を交換することで、水道管のつまりは解決できます。

しかし、水道管が通っている床や壁などは解体して交換しなければならず、交換費用が高額になる点や長期間にわたる工事が必要な点がデメリットです。

水道管の交換を検討する場合は、工事を行なっている間の生活についても考えなければなりません。

 

高圧洗浄

高圧洗浄は、水道管のつまりを改善する方法の1つです。

高圧洗浄機を使って水道管に付着しているサビやスケール、配管用接着剤を除去できますが、家庭用の高圧洗浄機ではなく、業務用の高圧洗浄機を使用するため、一般の方が作業できるものではありません。

高圧洗浄によってつまりを改善したい場合は、修理業者に依頼しましょう。

 

修理業者選びのポイント

水道管のつまりが生じた場合は、水道メーターより内側にあるか外側にあるかで依頼する修理業者が異なります。

水道メーターよりも内側にある水道管につまりが生じた場合は水道業者に、水道メーターより外側にある水道管につまりが生じた場合は水道局の管理区分となるため、お住まいの地域の水道局に修理を依頼しましょう。

水道業者に修理を依頼する場合のポイントは、以下の4つです。

 

• ●水道局指定業者であるか
• ●事前に見積もりを提示してくれるか
• ●アフターケアやキャンセル規定が明確か
• ●24時間365日対応しているか

 

水道局指定業者であるか

水道局指定業者とは、適切に水道工事が行えるとお住まいの地域に認められた水道業者のことです。

水道局指定業者になるには一定の基準を満たし、資格を保持していなければなれません。

万が一詐欺まがいの行為をしてトラブルが発生した場合は資格を剥奪されてしまうおそれがあるため、悪徳業者は少ない傾向にあります。

資格を保持しているかどうかは、ホームページで確認できることがほとんどですが、ホームページに記載が見当たらない場合は電話やメールにて問い合わせてみましょう。

 

事前に見積もりを提示してくれるか

事前に詳しい作業内容や金額の見積もりを提示してくれるかどうかは、水道業者を選ぶ上で大切なポイントです。

たとえば、どの資材にいくらかかっているのか、どの作業にいくらかかるのか、追加工事の可能性はあるのか、その場合はいくらかかるのかなどの詳しい見積もりを提示してくれる水道業者は安心して任せられるでしょう。

詳しい作業内容や金額が明示されていない場合は、追加工事などの名目で高額な修理費用を請求されるケースもあるため、見積もりはあらかじめ確認することをおすすめします。

 

アフターケアやキャンセル規定が明確か

水道業者を選ぶ際は、アフターケアやキャンセル規定が明確であるかも大切なポイントです。

水道管のつまりが解消されてすぐにつまりが再発するケースもあります。

アフターケアが整っていなければ、利用してからあまり日数が経過していないにもかかわらず、再び修理費用を払わなければならなくなってしまいます。

施工から1年以内は作業箇所を無料で修理してもらえるなどのアフターケアがあると安心できるでしょう。

また、キャンセル規定を明確に提示していない水道業者の場合は、見積もり後にキャンセル費用が発生したり、キャンセルに応じてくれなかったりするケースがあります。

電話の段階でアフターケアやキャンセル規定について確認しておきましょう。

 

24時間365日対応しているか

修理業者を選ぶ際は、24時間365日対応してくれる水道業者を選ぶのがおすすめです。

水道管のつまりはいつ起こるかわかりません。

深夜や早朝に起こる場合もあれば、ゴールデンウィークやお盆などの長期休暇に起こることもあります。

24時間365日対応以外の水道業者の場合、深夜や早朝、長期休暇につまりが発生しても、営業時間外ということで即日対応してもらえないこともあるでしょう。

水道管がつまると家庭に水が供給されず、生活するうえで非常に不便になってしまうため、即日対応してくれる水道業者を選ぶのがおすすめです。

 

まとめ

水道管はサビ、スケールの形成、配管用接着剤によりつまることがあります。

水道管は目視できず、自力で直すことは難しいため、修理業者に依頼しましょう。

 

修理業者は、水道局指定業者であるか、事前に見積もりを提示してくれるか、アフターケアやキャンセル規定が明確か、24時間365日対応しているかに注意して選ぶのが大切です。

 

ひろしま水道職人は、広島県にある水道工事店です。

ひろしま水道職人なら見積もりが無料で、365日24時間対応しているため、水道管のつまりを含め、水回りのトラブルが発生した際には、即時対応しています。

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