水道管の高圧洗浄が必要な3つの理由とは？専門業者に依頼するメリットや注意点とあわせて解説 -ひろしま水道職人 -広島県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

皆さんは水道管のつまりに困ったことはありませんか？

水道管のつまりを未然に防ぐには、水道管を高圧洗浄する必要性があります。水道管の高圧洗浄を行う理由はさまざまですが、自分で行う方法と業者に依頼する方法のどちらかで洗浄することになるでしょう。

ただ、自分で高圧洗浄をする場合と業者に依頼する場合ではさまざまな注意点があります。

それでは、水道管の高圧洗浄を行う理由、自分で高圧洗浄を行うときと業者に高圧洗浄を依頼するときのメリットやデメリット、注意点についてご説明しましょう。

 

水道管の高圧洗浄を行う3つの理由

水道管の高圧洗浄を行う理由は、以下の通りです。

 

• ●戸建ては構造的に汚水がつまりやすい
• ●高圧洗浄が義務化されていない
• ●トイレ以外の排水管がつまりやすい

 

戸建ては構造的に汚水がつまりやすい

戸建ては階数が低く、水道管が横に通っている構造が多いです。

配管が縦に通っている場合だと垂直に流れますが、配管が横に通っている場合だと水が押し出されにくくなるのでつまりやすくなります。

逆流しないように定期的に高圧洗浄する必要性があります。

 

高圧洗浄が義務化されていない

戸建てに限らず集合住宅も高圧洗浄を行う必要性がありますが、特に義務化されているわけではありません。

もしもどこかの部屋で水道管のつまりが起こると自分の部屋や他の部屋にも被害が出る可能性があるため、被害を大きくしないためにも定期的な高圧洗浄が必要になります。

 

トイレ以外の排水管がつまりやすい

基本的にトイレは他の配管よりもパイプが太く流れやすいのが特徴です。

しかし、トイレ以外の排水管は細い上にさまざまな異物が流れるため、つまりやすくなっています。

定期的に高圧洗浄を行って、つまりの原因を解消しましょう。

 

自分で水道管の高圧洗浄を行うメリットとデメリット

水道管の高圧洗浄はイメージがあるかもしれませんが、道具があれば自分で高圧洗浄して綺麗にすることもできます。

ただし、自分で高圧洗浄を行う場合、さまざまなメリットやデメリットがあるので注意が必要です。

 

自分で水道管の高圧洗浄を行うメリット

自分で水道管の高圧洗浄を行うメリットは、以下の通りです。

 

• ●費用が安く抑えられる
• ●何回でも洗浄できる
• ●効率良く掃除ができる

 

業者に依頼せず、自分で水道管の高圧洗浄を行うので費用を安く抑えることができます。

具体的には、自分で高圧洗浄を行うことができれば、費用を15,000円〜30,000円程度に抑えることもできます。

その上、高圧洗浄に必要なものさえ揃っていれば何度でも綺麗に洗浄できるのも大きなメリットだと言えるでしょう。

水道管がつまり出す前に洗浄することもできますし、あまり知識がない人でもスムーズに水道管を綺麗にできるのがポイントです。

基本的に水道管を掃除するならパイプクリーナーを使ったりワイヤーブラシを使ったりする方法が挙げられます。

しかし、上記の方法では上手く洗浄できるとは限らず、下手をすれば水道管を傷つけてしまう可能性もあるでしょう。

その点、高圧洗浄であれば水道管を傷つけることなく綺麗にできるのが大きなメリットとなります。

 

自分で水道管の高圧洗浄を行うデメリット

自分で水道管の高圧洗浄を行うデメリットは、以下の通りです。

 

• ●効果が薄い場合がある
• ●使いこなすのに時間がかかる
• ●汚水が逆流してくる場合がある

 

自分で高圧洗浄を行ったとしても、専門業者のような技術を持ち合わせていないので確実に綺麗になるとは限りません。

そもそも高圧洗浄機の使い方に慣れていない場合、どこをどのように操作すれば綺麗に洗浄できるのか分からないというケースも多いでしょう。

その他にも注意しなければならないことが多く、使いこなすには時間がかかります。

また、洗浄中に水道管から汚水が逆流してくる可能性もあるため、不測の事態が起きた時の対策も必要になるでしょう。

 

専門業者に水道管の高圧洗浄を依頼するメリットとデメリット

自分で水道管の高圧洗浄を行うよりも、業者に依頼した方が確実に綺麗になるのが大きなポイントです。

ただし、デメリットもあるので注意しましょう。

 

専門業者に水道管の高圧洗浄を依頼するメリット

専門業者に水道管の高圧洗浄を依頼するメリットは、以下の通りです。

 

• ●確実に綺麗にできる
• ●水道管トラブルにも対応してくれる

 

自分で高圧洗浄を行う場合、手軽に掃除することはできても本当に確実に綺麗になったかどうか確認する必要性があります。

ですが、専門業者であれば業務用の高圧洗浄機を使って綺麗に洗浄してくれる上に、どのように洗浄すればいいのか的確に把握しているのがポイントです。

万が一洗浄中に水道管トラブルが起きたとしても柔軟に対応してくれるので、安心して任せられるでしょう。

 

専門業者に水道管の高圧洗浄を依頼するデメリット

専門業者に水道管の高圧洗浄を依頼する場合、第一に費用が高くなりやすいのがデメリットとなります。

それ相応の費用がかかるため、頻繁に依頼するのは難しいでしょう。

場合によっては費用を抑えるために自分で高圧洗浄をすることも検討する必要性があります。

 

自分で水道管の高圧洗浄を行うときの注意点

 

自分で水道管の高圧洗浄を行うときの注意点は、以下の通りです。

 

• ●手を離さないで作業する
• ●早朝や夜中に作業しない
• ●身体を保護する
• ●温水ではなく水を使用する

 

手を離さないで作業する

高圧洗浄機は見た目以上に重いので、作業中は必ず手を離さないように心がけましょう。

もしも洗浄中に手を放してしまった場合、強い勢いで辺り一面に水を放射してしまうことになります。

掃除が大変になるだけでなく、電化製品が故障する原因にもなるので注意しましょう。

特に初めて高圧洗浄を行う時はノズルを落とす可能性があるため、しっかりノズルを持って作業することが大切です。

 

早朝や夜中に作業しない

高圧洗浄機の稼働音や振動は非常に大きいので、早朝や夜中に作業すると近所迷惑になります。

近所迷惑にならないようにするためにも、日中に作業をしましょう。

 

身体を保護する

高圧洗浄機を使用する際は、必ず身体を保護してから臨みましょう。

高圧洗浄機から噴射される水は非常に水圧が強く、身体に当たるとケガをする可能性があるほどです。

長袖長ズボンはもちろん、マスクを着用して不測の事態に備えられるようにしましょう。

 

温水ではなく水を使用する

高圧洗浄機で使用するのは温水ではなく、水です。

というのも、基本的に高圧洗浄機は水を入れて使用されることを想定して製作されているため、温水を入れてしまうと機器そのものが故障・破損する可能性があります。

もちろん温水にも対応している機器もありますが、基本的に水で十分なので温水は使わないようにしましょう。

 

専門業者に水道管の高圧洗浄を依頼するときの注意点

専門業者に水道管の高圧洗浄を依頼するときの注意点は、以下の通りです。

 

• ●許認可を受けている業者を選ぶ
• ●給水管に問題があった場合は交換が必要になる
• ●料金が明記されているところを選ぶ
• ●実績を確認する

 

許認可を受けている業者を選ぶ

専門業者に高圧洗浄による掃除を依頼する場合、許認可を受けている業者を選びましょう。

専門業者の中には許可を得ず勝手に追加工事を行ったり、高額な費用を請求してきたり、不必要な工事を行って費用を請求する悪質な業者が存在します。

悪質な業者かどうか見極めるためにも、「排水設備指定工事店」の許認可を受けている業者を選ぶのがおすすめです。

 

給水管に問題があった場合は交換が必要になる

もしも洗浄中に給水管に問題があることが分かった場合、洗浄よりも交換対応が必要になる可能性があります。

給水管は基本的に綺麗な水が流れているため、問題が発生している場合は給水管が劣化している可能性があるでしょう。

 

料金が明記されているところを選ぶ

高圧洗浄にかかる費用は業者によって大きく異なるため、基本料金だけでなく作業にかかる費用がどのくらいなのか明記されている業者を選びましょう。

明記されているのが基本料金のみだったり、料金が何も明記されていなかったりする場合は後から高額な料金を請求される可能性があります。

業者に依頼する時は必ず見積もりを依頼するのはもちろん、契約する前に追加料金が発生するのかどうか確認するようにしましょう。

 

実績を確認する

専門業者に依頼する場合、高圧洗浄について実績があるのか確認しましょう。

高圧洗浄を行った経験や知識が豊富にある業者ほど信用できる可能性が高いため、ホームページ等を確認してどのくらいの実績があるのか調べることが大切です。

他にも設立年月日や対応可能なトラブルを確認することで、専門業者の実力が比較できます。

 

まとめ

水道管は異物を流すことが多く、定期的に高圧洗浄を行わないとつまってさまざまなトラブルにつながります。

専門業者に洗浄を依頼することで綺麗にしてもらえますが、費用を安く抑えたいなら自分で高圧洗浄を行う方法もあります。

専門業者に依頼する場合、許認可を得ているか、料金が明記されているか、どのくらいの実績があるのか確認してから依頼しましょう。