水のコラム
築20年以上の方必見!水道管老朽化の見極め方と交換時期の判断基準【水道職人:プロ】
築20年以上の住宅にお住まいの方にとって、家の老朽化、特に水道管などの目に見えない部分の損耗は、気になるポイントの一つではないでしょうか。
普段の生活では目に見えない部分だけに、つい見落としがちですが、実は見えないところで劣化が進んでいることも少なくありません。
水道管の破損や水漏れといったトラブルは、ある日突然起きることもあり、被害が大きくなる前に対策を講じておくことが重要です。
この記事では、水道管の耐用年数の目安や、老朽化のサイン、交換すべきタイミングなどについてわかりやすく解説していきます。
これからも安心して暮らし続けるために、まずは今のお住まいの状態について確認してみましょう。
水道管の耐用年数は何年?
水道管とひと口に言っても、使われている素材によって寿命は異なります。
ここでは、代表的な素材ごとの耐用年数について見てみましょう。
配管の素材別・耐用年数の目安
水道管には、金属製・樹脂製などさまざまな素材が使われており、それぞれに特徴があります。
一般的に使用されている主なものを以下にまとめました。
・亜鉛メッキ鋼管(白ガス管):耐用年数 約15~20年
→ 1990年代以前に多く使われていた素材で、サビに弱く、劣化しやすい傾向があります。
・塩ビ管(VP・HIVP管など):耐用年数 約20~30年
→ 比較的軽くて扱いやすく、腐食の心配が少ない一方で、外部からの衝撃には弱い場合があります。
・ポリエチレン管(PE管):耐用年数 約30年~
→ 耐震性・耐久性に優れており、近年の新築住宅では主流になりつつあります。
建物の築年数と照らし合わせて、どの素材が使われていそうかを推測するのも、交換時期を判断する一つの手がかりになります。
法定耐用年数との違いに注意
税務上の「法定耐用年数」は減価償却の計算に使われる基準であり、実際の使用可能期間とは異なる場合が多いです。
たとえば、建物に付属した設備の配管であれば法定耐用年数は15年とされていますが、実際の使用状況や周辺の環境などによってかなり前後するため、あくまで目安と考えておくのがよいでしょう。
水道管老朽化のサインを見逃さない
劣化した配管は、ある日突然水漏れや破損を引き起こす可能性も。
定期的にチェックして、早めに対処できるようにしておくことが大切です。
水道管劣化の代表的な症状
赤っぽい水や濁った水が出る
→ 内部のサビが水に混じっている可能性があり、管内の腐食が進んでいるサインです。
水の出が悪くなった(水圧が弱い)
→ 配管内部にサビや汚れが蓄積し、水の通り道が狭くなっている場合があります。
異音がする・水道使用時にガタガタ音が鳴る
→ 接続部分がゆるんでいたり、老朽化による管の振動などが原因かもしれません。
床や壁が湿っている・カビが発生している
→ 見えない場所で水漏れが起きている可能性があります。
こうした症状が見られる場合には、すぐに専門業者に点検を依頼するのが安心です。
配管の交換はいつすべき?判断基準とタイミング
水道管のトラブルは、目に見えない場所で静かに進行します。
「まだ大丈夫」「今はちょっと時間が…」なんて思っているうちに、被害が大きくなってしまうケースも少なくありません。
築年数+症状で判断するのが基本
配管の交換時期を見極める際のポイントとしては、
・築年数が20年以上経過しているか
・老朽化の兆候が出ているか(赤水・水漏れなど)
配管の耐用年数的な意味でも、築20~30年を過ぎると家屋の劣化リスクは一気に高まります。
症状が出ていなくても、定期的に点検だけでもしておくと安心です。
リフォームのタイミングで一緒に見直すのも◎
水回りのリフォームや外壁工事などの際に、床や壁を剥がすタイミングがあれば、それに合わせて配管の状態をチェックし、必要に応じて交換しておくと効率的です。
作業費もまとめて依頼できることが多く、結果的にコストダウンにつながるケースもあります。
突然のトラブルに備えて、今できることを
水道管は、生活に欠かせないインフラでありながら、普段はあまり意識されることのない存在です。
ですが、築20年以上経過した住宅などでは、劣化の可能性は非常に高いと言えるでしょう。
急なトラブルに見舞われないためにも、日頃から水道まわりの変化に気を配りつつ、定期的に専門業者による点検を受けておくことをおすすめします。
とくに、今後リフォームや住宅の設備更新を検討されている方は、配管の状態をチェックし、交換の必要性を確認しておきましょう。
もし気になる症状がある場合や、水道管の耐用年数が気になるという方は、お気軽に「ひろしま水道職人」までご相談ください。
地域密着の水道メンテナンスのプロとして、迅速かつ丁寧な対応をお約束いたします。
配管点検のご依頼や、交換作業のご相談も承っておりますので、ぜひお早めにご連絡ください。
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