システムキッチンは大きく分けて2種類！キッチンごとの特徴をご紹介 -ひろしま水道職人 -広島県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

「システムキッチン」という単語を耳にする機会は多いかと思いますが、システムキッチンがどんなキッチンのことを指すかご存じでしょうか？

キッチンの中で有名なシステムキッチンはデザイン性が高く、システムキッチンを使っているときに家族と顔を合わせることができる対面型のものや、壁付けとなったものなどがあります。
システムキッチンの種類やタイプは、注文住宅の新築や、キッチンのリフォームのときなどに、システムキッチンを選ぶ重要なポイントとなるでしょう。

本記事ではシステムキッチンの種類や、タイプなどについて解説をしていきますので、参考にしてみてください。

キッチンについて

キッチン（台所）には、システムキッチン（ビルトインキッチン）と呼ばれるものと、セクショナルキッチン（コンビネーションキッチン）と呼ばれるものなど、5つの形のキッチンがあります。

システムキッチン

システムキッチンはコンロ台・調理台・シンク（流し台）が1枚の天板（ワークトップ）で繋がっており、食洗器が組み込まれたものもあるでしょう。

1枚の天板で繋がっているため一部分のみの交換ができず、破損などで修理依頼をし一部だけの修理が対応不可となった場合には、システムキッチンの全取り換えが発生することがあります。

現在はシステムキッチンの普及率が高いため、建売住宅や集合住宅など、ほとんどの場合でシステムキッチンが採用されているでしょう。

セクショナルキッチン

セクショナルキッチンはコンロ台・調理台・シンクがそれぞれ独立しています。
自由に組み合わせることが可能で、修理の際もコンロ台だけやシンクだけなど、一部を指定して修理することが可能です。

ガスコンロの準備が別途必要なタイプと、コンロ台に元々設置されているタイプがあります。

ミニキッチン・コンパクトキッチン

システムキッチンを、1Rの集合住宅やオフィスなどのスペースが小さな場所で使えるように、小さなサイズにしたキッチンです。
基本的な構造はシステムキッチンと同じですが、コンロの口数が少ないことや調理台が狭い、シンクが小さいなど、利便性がシステムキッチンに比べて劣ります。

メーカーによってミニキッチンとコンパクトキッチンが別々の商品であることや、2つの言葉が同じ意味合いで使われていることがあるでしょう。

オーダーキッチン

オーダーキッチンは、キッチン空間を自由に自分好みにオーダーすることが可能です。
デザインや素材、キッチンのサイズ、設備機器などを通常の日本規格品以外からも選択することができ、キッチンをメーカーが製作してくれます。

オーダーキッチンのメーカーによって設備の種類など、選択できるものが少ないケースもあるため、依頼をするときに確認をしましょう。

オーダーキッチンは、基本的にはオーダーキッチンのメーカーに製作依頼をします。
広島県には、長い歴史をもつオーダーキッチンの施工店があり、フルオーダーにも対応しているでしょう。

①株式会社松岡製作所
広島県広島市西区商工センターに本店がある、創業97年の会社です。
オールステンレスのキッチンにも対応しており、キッチンのリフォームのときにもオーダーキッチンの依頼が可能となります。
参考：公式サイト

②ちいさなキッチンメーカーDAIDA
1958（昭和33）年に創業した、 広島県広島市西区楠木町1丁目に拠点を構えるメーカーです。
アメリカ合衆国にあるデュポン（正式名：デュポン・ド・ヌムール）社が開発した、世界初の人工大理石「デュポンコーリアン」の技術をいち早く取得したメーカーでもあります。
参考：公式サイト

③有限会社宮本家具工具店
1950（昭和25）年に創業したミヤカグ家具屋の名称で有名なメーカーで、広島県広島市佐伯区利松に、工場が併設されたショールームが開かれています。
家具や家電のサブスクリプション（レンタル）もしているため、家具や家電の使用感を試すことができるでしょう。
参考：公式サイト

上記のメーカー3社は、広島のリフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM」にも掲載されたことがあるメーカーです。

造作キッチン

造作キッチンはオーダーキッチンの一種と言われており、キッチンの素材や大きさなどを自由に設計できます。

造作キッチンは家具職人や工務店で依頼することができ、オーダーキッチンよりも費用を抑えて、キッチンを自由に製作することが可能です。
ただし、フルオーダーはできない点に注意してください。

システムキッチンの種類

システムキッチンには対面キッチン（オープンキッチン）と非対面キッチン（クローズドキッチン）があり、対面キッチンには2種類あります。

アイランドキッチン

アイランドキッチンは、島のように配置されたキッチンのことで、対面キッチンの一種です。
壁面から離れた場所にキッチンが設置されるため、開放感があるのが特徴的で、四方から料理ができ、複数人で料理をするときにも適しています。

設置には広いスペースが必要となるため、間取りの制限があり、キッチンが丸見えになるというデメリットもあるでしょう。
来客がある際には部屋だけではなく、キッチンの上も片づける必要が出てくるため、整理整頓が得意ではない人には適さないかもしれません。

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンは、半島のようにキッチンが設置された対面キッチンです。
片側が壁に面しており、もう片側はオープンキッチンになっています。

ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンよりも小さな空間を確保することで、オープンキッチンの開放感を得ることができるでしょう。

料理する側が対面式になっているため、リビングやダイニングにいる人と会話を楽しみながら料理することも可能です。

非対面キッチン

キッチンのコンロ台が壁に面しているキッチンを、壁付けキッチンと言います。
リビングやダイニングに背を向けて使うこのキッチンは、日本の家屋で導入されていることが多いキッチンです。

料理中の油はねが壁に向かうため、掃除がしやすく、小さなスペースでも設置ができるので、1Kの集合住宅などでも導入されています。

セパレート型キッチン

セパレート型キッチンは、コンロ台とシンクが別々の天板にあるキッチンです。
天板は並列に配置されており、コンロ台の設置場所は対面と非対面の、どちらの種類も選択ができます。

複数人で料理がしやすいキッチンですが、コンロ台とシンクの間に通路があるため、複数人で料理する場合には、移動などでぶつからないように注意する必要があります。

キッチンの形状

キッチンには形状もあり、形状によって設備の配置場所が異なるでしょう。
キッチンの形状には、主に以下のものがあります。

I型キッチン	コンロ台・調理台・シンクが一直線に配置
II型キッチン	コンロ台・シンクが並列に配置
U型キッチン	カタカナのコの字のようなレイアウト
L型キッチン	アルファベットのLの字のようなレイアウト

対面キッチンと非対面キッチン共に、どのキッチン形状でも選択が可能ですが、キッチンの間取りや空間の広さによって設置できない場合があります。

システムキッチンの選び方

注文住宅の新築や、キッチンのリフォームのときには、3つのポイントを押さえてシステムキッチンを選ぶと、後悔しにくいです。

間取り

キッチンの空間には限りがあるため、間取りに応じてシステムキッチンを選びましょう。
例えば、アイランドキッチンは知名度が高く人気もありますが、四方に人が一人以上通れるスペースがないと、利便性が悪くなり、料理のたびに苦痛を感じてしまいます。

注文住宅を新築の場合、理想のキッチンに合わせて間取りを考えることが可能ですが、リフォームの場合キッチンの空間を拡張することは容易ではないため、間取りとの相談が必要です。

収納

キッチンには調味料を入れる収納場所や調理器具を簡単に取り出せる収納場所があると便利ですが、収納が多すぎると持て余してしまうことや、手が届かない場所に収納場所を作ってしまい使うことができないということが起こります。

逆に、収納場所を少なくしすぎて、別でキャビネットの用意が必要になってしまうこともあるでしょう。

自分が必要とする量の収納場所を作ることで、キッチンの空間を無駄なく使えます。

シンク

シンクのサイズと深さは、料理をするときにも、洗い物をするときにも注視すべきポイントです。

シンクが狭すぎたり浅い場合、食材や洗い物をしているときに水がはね、服やエプロン、壁が濡れてしまいます。
キッチンの種類によってはリビングやダイニングの床にまで水が飛んでしまい、掃除が大変です。

洗い物は食洗器を導入することで不要になる場合もありますが、野菜などの食材は水洗いをしないことがあまりないため、ある程度の広さと深さがあるシンクが使いやすいでしょう。

まとめ

システムキッチンは対面キッチンと非対面キッチンがあり、対面キッチンは2つに種類分けされます。
キッチンごとに特徴があるため、特徴を知った上で選ぶことで、キッチンを快適に使うことができるでしょう。

システムキッチンはオーダーキッチンや造作キッチンで、自由にカスタマイズすることができます。
特に、フルオーダーのキッチンはカスタマイズの範囲を超えて自由に設計することが可能なため、こだわりのあるキッチン空間を作りたい人におすすめです。

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